40年貸し出しされた本が図書館に返却!15万の延滞金は厚意でチャラに
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出典:Facebook

猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
アメリカ合衆国のオハイオ州に存在する、デイトン・メトロ図書館。ある日、変わった郵便が送られてきました。
発送元は遠く離れたフィンランド。オハイオ州から約6800kmも離れています。
中には、1冊の本と手紙、そして貸し出しカードが入っていたのですが…。
40年間延滞された本が、遠い国から返却された!?
貸し出しカードが入っていたのを見るに、どうやらこの本は郵送で返却されたようです。
しかし、デイトン・メトロ図書館の司書はカードを見てビックリ!なんとこの本、今から40年前の1976年に貸し出された本だったのです!
本来なら1976年11月6日に返却しなくてはならなかった、この本。40年も貸し出し状態になり、いったい誰が返却されると思ったことでしょう。
同封されていた手紙には、返却が遅くなってしまった理由がつづられていました。
「弟が借りていたようです…」
奇遇なことに、この本を送ってきたのはフィンランドの図書館協会の会員。
自らも図書館に関わる活動をしているため、このまま『借りパク』することは許せなかったのでしょう。
40年間ぶんの延滞金は…!?
ここで、気になるのが延滞金です。40年分の延滞金となると、かなりの金額になってしまいます。
デイトン・メトロ図書館の延滞金は、1日の延滞で10セント(約10円)。となると…。
10セント×40年=およそ1460ドル(日本円で約15万円)!?
とんでもない金額です!日本でも「DVDの返却が遅れて、もはや延滞金でDVDが買える値段になった!」といった話を聞きますが、比じゃありません…。
ですが、ご安心ください。デイトン・メトロ図書館は延滞金の上限が5ドルと決まっています。また、司書はこのようにコメントしています。
「おそらく送料で5ドル以上かかっているので、延滞金はナシでいいです(笑)」
1460ドルでも5ドルでもなく、延滞金はタダになったようです!返却しようとする気持ちへの感謝なのかもしれませんね。