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羽田空港にロボットが続々登場! でも案内ロボの中はおじさんだった!?

By - 土屋 夏彦  公開:  更新:

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羽田空港が空港の案内や清掃を最先端のロボットに任せる実験を15日より始めると発表しました。

なんと実証実験に参加するロボットは17台もいるそうです。最も多いのは案内ロボットで、3か国語で会話のできるペッパーなどですが、その中にひときわとても流暢にお客様と会話できるロボットも登場!!

実は普通のおじさんが横に隠れて遠隔操作で会話しているんだそうです。

そんなのロボットじゃない単なるラジコンじゃないかとお思いかもしれませんが、実は、お年寄りや体の不自由な人でも空港の仕事に参加できるということの実証実験にもなっているんだそうです。素晴らしい考えですね。

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導入されるロボットは、こうした自立動作や遠隔操作が可能な「案内ロボット」8種類のほか、床や窓などの「お清掃ロボット」4種類、モノや人を運搬する「移動支援ロボット」5種類と総勢17台となっています。

これは、「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」の一環として、今年9月から参加事業者を公募し、今回の第1期として採用が決定したロボットということです。

空港という不特定多数の利用者が行き交う公共空間での実運用を想定し、「製品自体の安全性」「公共空間での稼働についての安全性」「導入効果の検証」という3段階で実験が行われます。

また、ロボット導入を進める背景には、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、サービスや利用者の満足度向上が求められる反面、空港で働くことができる労働生産人口が減少している問題の解消を目指したいという思いからだそうです。

年間7500万人以上が利用する羽田空港で、ロボットを身近に感じてもらうとともに、日本の最先端技術を世界に発信していくことができればと意欲満々のようです。


[文/土屋夏彦]

土屋夏彦

上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。

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出典
産経ニュース

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