漫画家・鈴木信也が娘に描いた「死にたくなったら読め」 その言葉の意味

By - grape編集部  公開:  更新:

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無理に戦わなくていい。時には逃げることだって大切だ。
『ドロップアウト』してもいいじゃん。生きてることってスゴイことなんだから。

「逃げる」という選択肢は、追い詰められた状況では思い浮かびにくいものです。だからこそ、苦しくなる前に「逃げていい」と伝えておくことに意味があるのかもしれません。

鈴木先生の漫画に対し、多くのコメントが寄せられています。その中には、昔いじめに遭って登校拒否になった人も…。

  • 母が昔「無理に学校に行かなくていいよ」って言ってくれた時は、すごく嬉しかったなあ。
  • いじめに遭って、毎日つらかったあの頃の自分に見せたい。
  • 心の換気は本当に大切!積極的にやりたい。
  • 自分の子どもが行き詰った時、見せてあげようと思う。
  • 娘さんへの愛が伝わってくるなあ。

コメントの中には、かつて自分が苦しかったときにこの漫画に出会いたかったという声も見られます。同じ思いを抱えてきた人が、それだけ多いということでもあるでしょう。

現在、鈴木先生の娘さんは幼稚園に行くようになったそうです。しかし、「娘がどんな気持ちで幼稚園に通っているかはわからない」と言います。

そして、自身のブログにいじめについて思うことをつづりました。

ボクは、いじめる側が悪いとか、いじめられる側にも問題があるとか
イジメに気づいていながら止められない学校側が悪いんだとか
責任論について語りたいわけではありません。

生物が生存競争をするよう遺伝子レベルで定められているのなら、同じ年齢層を同じ場所にぶち込んだ状況下において個体の強い弱いでイザコザが起きないわけはないと思います。

イジメは集団生活をする生物において起きて然るべき事象なのかもしれないと考えてしまいます。

ただ、現在進行形でイジメやその他諸々の事情によって
今も苦しんでおられる方は、きっと視界も狭くなっていて
もう周りの人間のどんな声にも心は動かない、決して心が楽にならないという事は想像できます。

全知全能の神でもない限り、全ての人の悩みを根源から取り除く事はできません。

そんな世界の中で、生きるレベル、ハードルをちょっと下げる事ができれば生きているだけでも………例えばうまいもん食ってるだけでも楽しいよ、という事を我が子に伝えたかっただけです。

ひつじのブログ ーより引用

「生きるハードルを下げる」という表現は、責任論や精神論とは異なる視点です。完璧にやり遂げることよりも、とにかく今日を生き延びることを優先する考え方は、苦しい状況にある人にとって受け入れやすいメッセージといえるかもしれません。

ストレスを溜めやすい人は、自分に厳しく、悩みを心の中に閉じこめてしまう人だと言います。そんな人たちに必要なのは、鈴木先生が言うように『心のハードル』を下げることなのかもしれません。

そしてなにより、周囲の人がそのことに気づき、「頑張らなくてもいいんだよ」と優しく手を差し伸べることが大切なのだと思います。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ひつじのブログ

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