「忘れないことが一番の防災」津波の恐怖を体感させる『防災広告』が秀逸
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

貼り出された『注意書き』に反響 内容に「いいアイディア」「目に入ってほしい」早川公(@hayakawa_ko)さんが郵便局のATMで見つけた『注意書き』に注目が集まりました。
ソニービルの壁面に書かれたメッセージ全文
ソニービルの壁面には、次のようなメッセージが掲出されています。
とても素晴らしいメッセージです。
そして、16.7mという津波が「どれほどの大きさなのか」を説明するのではなく、「ちょうどこの高さ。」という言葉で体感させた秀逸な防災広告でもあるのです。
このヤフー・ジャパンの広告がTwitterに投稿されると、多くの称賛の声が集まります。
もちろん、津波はたとえ1mでも、人間を吹き飛ばしてしまうほどの威力を持っています。
16.7mという津波が、想像を絶する大きさであったことは、この広告を見上げれば、一目瞭然。
「あの日を忘れない。それが、一番の防災」という言葉を、改めて心に刻み付けておかなければなりません。
[文・構成/grape編集部]