吉野家が食器洗いロボットを導入!!
公開: 更新:
ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。
ラップが料理に溶けたら、食べても大丈夫? 旭化成の回答に「そうだったのか」料理にラップをかけてレンジ加熱した際に、ラップが溶けてしまったことはないでしょうか。この場合、料理に影響はないのか気になりますよね。『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホー...
- 出典
- ライフロボティクス
なんと牛丼の吉野家が食器洗いロボットを店舗に導入すると発表して話題になっています。吉野家では現在、1店舗当たり1日約1300個の食器を洗浄。それを人間がすることで、1日あたり2〜3時間を食器洗いに費やさねばならず、さらに従業員の腰や肩、手荒れなどの負担も考慮していかなければならないんだそうです。
そこに登場したのがライフロボティクス社が開発した多関節型ロボット「CORO」!!人間の腕の一部を模したアームロボットで、シンプルな動作で作業ができるため、人より狭い専有面積に設置可能なんです。さらに食器洗い機から濡れたままの食器を画像処理によって的確な場所に選別したり、処理が終わると自動で終了させることもできます。これで人間だと2〜3時間かかっていた作業をなんと30分まで短縮処理できるようになるんだそうです。
この話題を聞いて、そういった実用面でのロボット導入の意味ももちろんありますが、それ以上に、お店のPRにも一役買うのではないでしょうか。なぜなら、みなさんのお近くの吉野家に「CORO」が出現となれば、ひと目会ってみたいと殺到するかもしれませんし、思わず「頑張ってるね」と声をかけたくなったりもするかもしれません。
ちなみに企業のロボット活用は急速に進んでいて、最近の話題では、資生堂も化粧品の中でも構成材料の多い「メイキャップ製品」の組み立てに人型ロボットを導入したそうです。組み立てに人型ロボットを導入することで、人間は微細な傷などの発見に専念できることになり、より高いクオリティでお客様に商品を提供できるようになる・・・。人工知能やロボットの活躍で、人間はより重要な立場に専念できるようになるのかもしれません。
せっかくだからこういったロボットは、ペッパーのように、作業中も気の利いたおしゃべりなどもできるとさらに職場が楽しくなりますね。
[文/構成 土屋夏彦/grape編集部]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。