「性行為する予定ないのに、生理する意味あんの?」とんでもない発言にネット騒然 By - grape編集部 公開:2017-05-28 更新:2018-08-13 性教育生理 Share Post LINE はてな コメント 2017年5月25日、とある女性アイドルがネット配信を行っていたところ、うっかりカメラに生理用品のナプキンが映るハプニングが発生。 「映しちゃいけないもの映しちゃった」と、焦ってナプキンを隠す女性アイドル。すると、にわかには信じがたいコメントが動画に寄せられました。 『月経がある女性=男性経験済み』? 「このアイドルは男性経験済み!性行為の予定ないのに、生理する意味ってあんの?」 なんとこのファンは、『月経がある女性=男性経験済み』だと思っているのです。 女性アイドルが所属するグループは『恋愛禁止』とされています。そのため、コメントをしたファンは怒ったのかもしれません。 この出来事はTwitterで拡散され、女性を中心に多くの人が驚きの声を上げました。「そんなひどい勘違いをしている人がいるのか!」…と。 生理「する」って何それ。自分の意思と関係なく「来る」んですけど。 生理用品はトイレットペーパーやオムツと同じ!アダルトグッズじゃないの! そんな勘違いしてる人いるの…さすがにネタでしょ…? いや、リアルにこんな勘違いしてる人、昔いました。 男だけど、ここまではない! 高校生の息子に聞いてみたら「性行為の後に生理用品使うんでしょ?」といわれてショック受けた。 あまりの衝撃に、Twitterのトレンドには一時期『生理用品』というワードが表示されるほどに。 もちろん、問題のコメントは『ネタ』だった可能性もあります。ですが、「こういう勘違いしている人、知ってます」といった反応も多数見られました。 男女共に『生理』についてしっかりと教えるべきでは? 小学4年生になる姪っ子。発育が早いクラスメイトの中にはもう初潮が来ている子もいるらしく、ある日こんなことをいいました。 「早く生理にならないかなー。さっさと終わらせちゃいたいもん」 どうやら姪は、『生理は1度来たら、それっきり』と思っていたらしいのです。 保健体育でまだ習っていなかったのかもしれませんが、その話を聞いて「女の子ですらこんな勘違いをしているとは…」と驚きを隠せませんでした。 「女性からタブー視されていたから」 「保健体育が男女別で、教えてもらえなかったから」 「男が生理について詳しかったら、気持ち悪がられそうだから」 今回の件に対してネットに上がった男性たちの声は、こういったもの。やはり「生理について知ることに抵抗感がある」という人が多いようです。 また「1日で終わると思ってた」「生理用品は下着じゃなく、肌につけるものだと思っていた」といった勘違いをしていた人もいました。 確かに生理は男性自身には無縁であり、知る機会もなかったことでしょう。学校でも教わらなかった以上、知識がないのも仕方がないことかもしれません。 なにも「詳しく知ってほしい!」と強要するわけではありません。ですが、気持ちの良い人間関係を築くために『正しい最低限の知識』は持ってほしいという気持ちはあります。 例えば『月経』で検索すると、月経の仕組みや生理用品について詳しく書かれた、ソフィのウェブサイトが出てきます。 生理周期や体の変化など、生理のしくみを知ろう!|生理用品のソフィ 身近なもので手軽に調べ物ができる、この時代。インターネットで検索し、『正しい知識』を知ってもらえると、多くの女性が助かります。 問題視される『日本の性教育』 ここ最近、ネットでは「日本の性教育を見直すべきでは」「生殖に関する”性”をタブー視しすぎではないか」といった、日本の性教育を問題視する声が上がっています。 男女共に正しい知識を身に着ければ、望まない妊娠や、相手を傷つける出来事は少なくなるかもしれません。 未来の日本を支える子どもたちのために、私たち大人ができることは何なのか…考えさせられます。 [文・構成/grape編集部] 出典 生理用品のソフィ Share Post LINE はてな コメント
2017年5月25日、とある女性アイドルがネット配信を行っていたところ、うっかりカメラに生理用品のナプキンが映るハプニングが発生。
「映しちゃいけないもの映しちゃった」と、焦ってナプキンを隠す女性アイドル。すると、にわかには信じがたいコメントが動画に寄せられました。
『月経がある女性=男性経験済み』?
「このアイドルは男性経験済み!性行為の予定ないのに、生理する意味ってあんの?」
なんとこのファンは、『月経がある女性=男性経験済み』だと思っているのです。
女性アイドルが所属するグループは『恋愛禁止』とされています。そのため、コメントをしたファンは怒ったのかもしれません。
この出来事はTwitterで拡散され、女性を中心に多くの人が驚きの声を上げました。「そんなひどい勘違いをしている人がいるのか!」…と。
あまりの衝撃に、Twitterのトレンドには一時期『生理用品』というワードが表示されるほどに。
もちろん、問題のコメントは『ネタ』だった可能性もあります。ですが、「こういう勘違いしている人、知ってます」といった反応も多数見られました。
男女共に『生理』についてしっかりと教えるべきでは?
小学4年生になる姪っ子。発育が早いクラスメイトの中にはもう初潮が来ている子もいるらしく、ある日こんなことをいいました。
「早く生理にならないかなー。さっさと終わらせちゃいたいもん」
どうやら姪は、『生理は1度来たら、それっきり』と思っていたらしいのです。
保健体育でまだ習っていなかったのかもしれませんが、その話を聞いて「女の子ですらこんな勘違いをしているとは…」と驚きを隠せませんでした。
「女性からタブー視されていたから」
「保健体育が男女別で、教えてもらえなかったから」
「男が生理について詳しかったら、気持ち悪がられそうだから」
今回の件に対してネットに上がった男性たちの声は、こういったもの。やはり「生理について知ることに抵抗感がある」という人が多いようです。
また「1日で終わると思ってた」「生理用品は下着じゃなく、肌につけるものだと思っていた」といった勘違いをしていた人もいました。
確かに生理は男性自身には無縁であり、知る機会もなかったことでしょう。学校でも教わらなかった以上、知識がないのも仕方がないことかもしれません。
なにも「詳しく知ってほしい!」と強要するわけではありません。ですが、気持ちの良い人間関係を築くために『正しい最低限の知識』は持ってほしいという気持ちはあります。
例えば『月経』で検索すると、月経の仕組みや生理用品について詳しく書かれた、ソフィのウェブサイトが出てきます。
生理周期や体の変化など、生理のしくみを知ろう!|生理用品のソフィ
身近なもので手軽に調べ物ができる、この時代。インターネットで検索し、『正しい知識』を知ってもらえると、多くの女性が助かります。
問題視される『日本の性教育』
ここ最近、ネットでは「日本の性教育を見直すべきでは」「生殖に関する”性”をタブー視しすぎではないか」といった、日本の性教育を問題視する声が上がっています。
男女共に正しい知識を身に着ければ、望まない妊娠や、相手を傷つける出来事は少なくなるかもしれません。
未来の日本を支える子どもたちのために、私たち大人ができることは何なのか…考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]