サポセン「電源を切って、コンセントを抜き挿しして」 最初にコレを言う理由は?
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乗客「えー」 新幹線で、窓際のコンセントを見たら?年末に新幹線を利用した、えび沢(@ebisawade)さん。『N700系』の新幹線に乗車した際、自分の座席の横にあるコンセントを、別の人がすでに使用していて、困ったことをXに投稿すると、さまざまな意見が集まりました。
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- 出典
- @gnsi_ismr
家電製品を購入したけど、ちょっと調子が悪い
誰にでも起こり得るシチュエーションです。
そんな時に心強いのがサポートセンター。
メールでの相談などにも対応してくれるサポートセンターもありますが、多くのメーカーでは電話対応というカタチをとっています。
まずは、自らが購入した製品の品番などを伝え、どういった部分で問題が起こっているかなどを説明します。
すると、サポートセンターのスタッフからこんな指示をされた経験がありませんか。
「本体の電源スイッチを切って、コンセントに挿してある電源プラグを一度抜いて、挿しなおしてください」
実は、この指示には「コミュニケーションの大切な要素が多く詰まっている」と話題になっているのです。
以前に聞いた話として、こんなエピソードをツイートしたのは、gnsi_ismr(@gnsi_ismr)さん。
「なるほど!」と大きな反響を呼んでいるツイートをご覧ください。
「電源プラグが抜けていませんか」と聞いてしまうと、質問者がバカにされたと感じ、怒ってしまうことがあるといいます。
一方で「一度電源を切り、電源プラグの抜き挿しをしてみてください」といわれれば、質問者は電源プラグが抜けていたことに自分で気付くことができます。
「電源プラグが抜けていないかを確認してもらいたい」という目的は同じでも、質問者の気持ちや対応が伝え方1つで変わってしまう…そんなコミュニケーションの基礎ともいうべき言葉に、多くの人が納得したのです。
ちなみに、投稿者さんが「あくまでも伝聞である」という部分を強調されているように、すべてのサポートセンターがこういった意図を持っているとは限りません。
また、家電製品によっては電源を切ることで、内部のコンピュータをリセットするという意味もあり、「電源を切る、電源プラグを抜き差しする」という行為が全くの無意味というわけではないようです。
今回話題となっているのは、あくまでも『コミュニケーション術』という部分。
誰かに何かを伝えようとする時にうまく伝わらない…そんな悩みを持っている人は、気付きをうながすコミュニケーションを試してはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]