通勤電車で、死んだような顔つきをしていたサラリーマン ある日、目が輝いていた
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @arisa_0325
毎朝の通勤時間帯、会社に向かう人たちは電車に揺られながら、さまざまな方法で時間をつぶしています。
スマホのゲームに夢中になっている人。
SNSやニュースサイトで情報収集をする人。
座席に座って、豪快に眠っている人。
彼らは、何を思っているのでしょうか。
「今日は大事なプレゼンがある! 頑張らないと」
「夜は予定があるから、早く上がりたいな~」
「通勤しんどい。もっと寝たい」
人の数だけ、『たくさんの気持ち』が車内に詰め込まれています。
死んだような顔つきのサラリーマン
Twitterユーザーのありさ(@arisa_0325)さんには、毎朝見かける、50代前半くらいのサラリーマンがいました。
ありささんには彼が「死んだような顔つき」に見えたのだそうです。
彼にどんな事情があるのかは分かりません。仕事で疲れているのか、悩みごとがあるのか…。
ある日、ありささんは男性の様子が違うことに気付きます。
ふだんはうなだれていたのに、シャキッとまっすぐに立ち、表情は少し笑顔。
ありささんは、男性の手元に目をやります。すると、彼が手にしていたのは…。
そう、男性がプレイしていたのは、2017年7月29日に発売された、ゲーム『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』だったのです。
子どもたちをワクワクさせ、RPGの世界にどっぷりとハマらせた『ドラクエ』の最新作です。
50代になっても、男性は冒険心を忘れていなかったのですね。ゲームの世界で『勇者』になるべく、前を向いて立ち上がったのです!
その男性を見かけた、ありささんもゲームが大好き。発売予定の『大逆転裁判2』をプレイし、弁護士になるのを楽しみにしているのだそうです。
「いい大人が、ゲームなんかで」と考える人もいるかもしれません。
ですが、ゲームであろうとなんであろうと、うなだれていた男性が顔を上げられたのは素敵なことです。
ゲームで『勇者』になれたら、日常でも少し強くなれるのかもしれません。男性には、ゲームをクリアした後も『勇者』でいつづけてほしいですね。
※記事中の写真はすべてイメージ
[文・構成/grape編集部]