地域住民からは「もう無くそう」の声も 彼岸花の名所が危ない
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彼岸花の群生地がある、奈良県の御所(ごせ)市。秋が近づき、大地が鮮やかな赤色に染まった光景を見に、毎年多くの人々が訪れます。
※写真はイメージ
しかし近年、彼岸花を見に訪れる人々のマナー悪化により、美しい景観が危機を迎えているというのです。
特に被害を受けているのは、彼岸花の群生地が近くにある九品寺と、周辺に暮らす地域住民でした。
ツイートの投稿者であるへたっぴ写真家 (@v0_0v______mk)さんは、九品寺周辺の住民が抱える問題を説明しています。
地域住民が彼岸花の手入れを怠らないのは、「彼岸花を見に来た人に喜んでもらいたい」「地域の大切な観光資源を守りたい」といった思いが込められているからでしょう。
しかし、その思いを観光客自身に踏みにじられてしまうのは、とても悲しいこと。
また、九品寺には、御墓参りにやって来る人もいます。一部のマナーが悪い人々により、そうした人たちが迷惑しているといった声も上がっていました。
誰もが気持ちよく彼岸花を楽しむためにも、投稿者さんはマナーの徹底を呼びかけています。
投稿者さんの呼びかけに対し、ネット上ではこんな声が。
残念なことに、こうした観光客のマナー悪化の情報は全国各地から聞こえてきます。そして、しわ寄せを受けているのは、ほかの誰でもない、地域住民なのです。
コメントにもあったように、人への気遣いや地域への配慮を忘れないことは、最低限のマナーといえます。
一人ひとりのマナーを見直すだけでなく、お互いに声を掛け合い、マナー向上を目指していくという意識を持つことが大切です。
[文・構成/grape編集部]