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乳酸菌飲料でお腹を壊す理由 「乳酸菌って飲み過ぎたらヤバいの?」

By - grape編集部  公開:  更新:

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「お腹の調子を整える」とされる乳酸菌入りのドリンク、乳酸菌飲料。

酸味を感じる味わいに、大人も子どもも愛飲者が多いのですが…ネット上では飲みすぎると「お腹を壊す」という噂が、『ピルクル』の画像と共に流れています。

その理由は、パッケージに書かれているこの一文。

生きた乳酸菌(65mlあたり)150億個のチカラ

「ピルクル65mlの中に150億の乳酸菌が入っている」ということですが、500mlのパックを一度に飲んだ場合は、約1155億もの乳酸菌を体内に入れることになるのです。

そのため、「お腹の中で菌が増えすぎてお腹を壊す」という噂が流れているようですが…本当のところはどうなのか、ピルクルの発売元である『日清ヨーク』に問い合わせてみました。

飲みすぎても大丈夫

ネットの噂を担当者にぶつけてみたところ、「基本的には乳酸菌を過剰に摂取しても、お腹を壊すことはない」とのこと。

その上で、考えられる理由を3つ挙げてくれました。

1、腸が活性化するため

乳酸菌を飲んだことで、腸の働きが活性化し腹痛を感じる人もいます。

2、乳酸菌飲料にも牛乳が入っているため

牛乳を飲むとお腹を壊す人がいますが、乳酸菌飲料にも牛乳は入っています。ピルクルは500ml中に、200~300mlの牛乳が入っているため、お腹を壊す人がいるようです。

3、冷たい飲み物を飲んだため

乳酸菌飲料は冷たい状態で飲む人が多いと思いますが、冷たいものを一気に飲み、お腹が冷えてしまったために、お腹を壊すこともあります。

すべての人に当てはまることではありませんが、こういった条件によって「お腹を壊した」と感じてしまうことはあるようです。

トクホのルール

ちなみに、65mlという目安量を表記しているのはなぜなのでしょうか。

これは、特定保健用食品(以下、トクホ)のルールに従ってのことで、表記しなければいけないのだとか。

トクホとは

健康の維持、増進に役立つ食品かどうかを、消費者庁において、その「有効性」「安全性」について厳しい商品別審査が行われた結果、その効果が評価され、容器に特定保健用食品と表示することが許可された食品です。

日清ヨーク ーより引用

1日65mlの目安量は、健康増進に役立つための『最低限』の摂取量です。目安量を超えて飲んではいけないという表示ではありません。

では、「たくさん飲んだらいいのか」というと、そういうことでもないようです。

その理由を担当者は、このように語りました。

乳酸菌飲料は、どうしても酸味が強くなってしまうので、糖分が多めに入っています。カロリーや糖分を過剰摂取してしまうため、飲み過ぎには注意が必要です。

一度に多く飲むよりも、継続して飲んでいただくほうが効果が出ると思います。

継続的に飲むことで、より健康に効果のある乳酸菌飲料。乳酸菌を大量に摂取したからといって、お腹を壊すことはないようです。

安心して500mlを飲んでも大丈夫ですが、カロリーを気にしている人は、目安量を守って飲むほうがよさそうですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
日清ヨーク

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