Before my mum passed away, she gave my dad strict instructions to water the plants in the bathroom. He's been religiously watering them & keeping them alive. They look so amazing he decided to take them to his new home, only to discover they are plastic! Can hear my mum chuckling pic.twitter.com/N87giD5zKT
ロンドンで消防隊員として働く、アントニア・ニコルさん。
アントニアさんがTwitterアカウントに投稿した実話に、13万件を超える「いいね!」が集まっています。
亡き母親が最期に遺した冗談
がんによる5年間の闘病生活を経て、生涯を終えた、アントニアさんの母親。
母親は、生前、アントニアさんの父親に対し、次のようなお願いをしていました。
「浴室にある植物に、毎日忘れず、ちゃんと水をあげてね」
アントニアさんの父親は、妻のお願いに従い、毎日かかさず水やりをしていたのだそうです。
母親が亡くなってからの4年間、植物は元気いっぱいに育ち、枯れることはありませんでした。
新しい家に引っ越すことになり、その植物も一緒に連れていこうとした父親は、衝撃的な事実に気付きます。
なんと、その植物は、プラスチック製の作り物だったのです!!
植物の置き場所が浴室だったため、鉢の周りが水浸しになっていることに違和感を覚えないまま、父親は水やりを続けていたのでしょう。
事実を知ったアントニアさんは「懐かしい母の笑い声が聞こえてきそう」と語ります。
ユーモアたっぷりな母親の振る舞いは、多くの人の心に響きました。
・お母さんのユーモア、素敵。
・お父さんが落ち込まないよう、植物の水やりという日課を与えたのかもしれませんね。
・クスッとしてしまいました。素敵な話をシェアしてくれてありがとう。
愛する家族に向けられた、最期の冗談。一生枯れない植物を見るたびに、アントニアさん家族は、母の笑顔を思い出すことでしょう。
[文・構成/grape編集部]