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相次ぐ客の無断キャンセル 飲食店が『ブラックリスト』作成を開始!?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

飲食店関係者を悩ませる、客の『無断キャンセル』。

複数名で予約をしておきながら、当日になって音信不通になる悪質な客が増えているといいます。

特に2017年には、被害を受けた飲食店関係者の投稿が相次ぎ「客が来ない」「料理が無駄になった」などと、悲鳴が上がっていました。

そんな中、被害をくいとめる新システムが登場し、飲食店関係者から期待が寄せられています。

ドタキャン防止システムの導入

個人飲食店のオーナーが集まって運営する『全日本飲食店協会』は、『ドタキャン防止システム』なるサービスを無料で提供することを発表。

客側の電話番号を検索するだけで、過去に無断キャンセルをした回数を調べることができるというものです。

また、今回のサービス開始に関して、協会は以下のようにコメントしています。

私たちは同じ飲食店経営者として、このドタキャン問題に真剣に向き合いたいと考えています。

データベースをより信ぴょう性の高いものにするためにはより多くの店舗からのデータ提供が必要です。

全日本飲食店協会『ドタキャン防止システム』 ーより引用

飲食店側からは、今回のサービスがトラブルを防ぐ抑止力になると期待が寄せられる一方で、客側からは電話番号の利用を疑問視する声も。

・無料で利用できるということだけど、飲食店側がこのサービスを悪用することはない?

・電話番号を登録した店の名前も明記するべき。

・ドタキャンしていないのに嫌がらせで登録されたとか出てきそう…。

また、解約後の電話番号が再利用されている点を指摘する人も見受けられました。

電話番号の過去の利用者がトラブルを起こしていた場合、新しい電話番号の利用者が無実の罪を着せられることになりかねません。

しかし、一部から批判的な声が上がってはいるものの、今回のサービス開始に対して、ネット上では多くの人が賛同している印象です。

・ドタキャンされて泣き寝入りするより、対策するほうがいい。

・いままで、同様のサービスがなかったことに驚き。

・どんどんこうして非常識な客を排除していきましょう。

無断キャンセルによる被害内容は深刻です。準備した食材が無駄になるだけでなく、後から来店した客を断る場合もあり、1日の売上に大きく響いてきます。

予約したら行く、行けないのであれば余裕を持って伝える…そんなにも、難しいことなのでしょうか。

自分だけでなく飲食店のためにも、モラルある行動を心がけてほしいもの。本来であれば、こういったシステムは必要ないものなのですから…。


[文・構成/grape編集部]

出典
全日本飲食店協会

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