うつ経験者が語る自殺願望の実態 「死がコンビニ感覚になっていた」
公開: 更新:


『コロナうつ』を予防する11か条に、反響 「昼寝はしちゃダメ」2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっています。 日本国内でも緊急事態宣言が発令され、学校の休校や、飲食店の休業、不要不急の外出自粛などが要請。 在宅勤務に切り替えるなど一日中家にこもるように...

うつ病経験者が描くストレス対処漫画 「言語化」するだけで心が軽くなったストレスを溜めすぎてうつ病になってしまった、とある女性。自身の経験を元に、『ストレスを溜めがちな人』に向けた漫画を描きました。
- 出典
- @seruko






『自殺願望がある人』という言葉を聞いたら、あなたはどんな人を思い浮かべますか。「生きる気力をなくしてしまって、何もかもイヤになってしまった人」というイメージを持つ人もいることでしょう。
しかし、それは少し違うようです。
以前、ストレスをためすぎてしまい、うつを経験したという、イラストレーターのせるこ(@seruko)さん。
「死にたい」と思うことがよくあったそうですが、その気持ちは、まだうつ病ではなかったころに想像していたものとは違ったようです…。
「死ぬことがコンビニに行く感覚」という怖さ
死ぬことが「コンビニに行っちゃおうかな」と思うことと同じくらい、身近にある。
自殺願望というと『思いつめた末』というイメージがありましたが、うつ病の場合だと「死ぬことが気軽になってしまう」という感覚になることがあるのですね。
「死にたい」という気持ちが激しい感情の爆発ではなく、ふとした瞬間に頭をよぎる日常の一コマになってしまう。それがうつ病の怖さのひとつかもしれません。
本人にとっては「当たり前の感覚」になってしまっているため、周囲も本人自身も気づきにくい状態になりやすいようです。
「分かる」という声が多数寄せられた
せるこさんが語るこの感覚が、分かる人も多かったようです。
・自分も「ここから飛び降りたら死ねるから、なんかあったら飛び降りればいいや」と思うことがあるんですけど、これも似たようなものかも。
・同じような経験があります。当時は、それが当たり前の感覚でした。
・軽い気持ちで、自傷行為をしてしまうことがありました。いま思うと、本当に怖いです。
「当時は当たり前だと思っていた」という声が複数寄せられているのが印象的です。渦中にいるときは、その感覚が異常であると気づけないことが多いのでしょう。
こうした体験談が共有されることで、「自分だけではなかった」と気持ちが楽になる人もいるはずです。
今は生きる気力に満ちあふれているせるこさん
現在はとても元気で、生きる気力に満ちあふれているという、せるこさん。
うつの経験があっても、回復できた人がいる。その事実は、今まさに苦しんでいる人にとって、大きな支えになるはずです。
もし、「死が身近にある」と感じた時は、自分の心のケアをしっかりしてあげましょうね。
せるこさんは以前、『ストレスの断捨離』の大切さをマンガに描き、話題になりました。ストレスとの付き合いかたに悩んでいる人は、こちらも読んでみてください。
「ストレスを無視」は危険!? 解決法を描いた漫画に共感の声
[文・構成/grape編集部]