緑茶のおいしい入れ方 知っているようで実は知らないコツ6つ
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お茶のおいしい入れ方、ご存知ですか? 来客時には、お茶をおいしく入れておもてなししたいですよね。今回はお茶のおいしい入れ方のコツをご紹介します。
【お茶のおいしい入れ方】知っているようで実は知らないことも?
お茶(緑茶)のおいしい入れ方はご存知ですか。
お湯の沸かし方などにこだわり、入れ方を工夫すると、味も香りもぐっと楽しめるます。
今回はお茶のおいしい入れ方のコツを6つご紹介します。
【お茶のおいしい入れ方のコツ1】水に気を配る
お茶をおいしく入れるには「水への気配り」も大事と言われています。
といっても必ずミネラルウォーターでなくてはいけない訳ではありません。
水道水でもお茶はおいしく入れることができるそうです。
水道水の塩素の臭いが気になるときは、水を汲み、4時間ほど置いておくと臭いが気にならなくなるそうなのでぜひお試しください。
(夏場は常温は避け、なるべく冷蔵庫で保管することをおすすめします)
ミネラルウォーターを使用する場合は、日本の水や軟水(硬度30~80mg/l程度)がおススメです。海外のミネラルウォーターは、硬水の場合が多いので、日本茶にはあまり向いてないそうです。
【お茶のおいしい入れ方のコツ2】お湯を沸騰させる
水道水の気になる「カルキ臭」を抜くためには、「必ず一度、沸騰させる」ことがお茶のおいしい入れ方のコツ。
沸騰したらすぐに火を止めず、弱火にしてフタを開けて2〜3分沸騰させ続けます。
カルキ臭が強い水道水の場合は5分程度沸騰させるとよいそうです。
【お茶のおいしい入れ方のコツ3】お湯を冷ます
お湯の温度はお茶のおいしさを引き出す重要なポイント。
お湯の温度が高すぎてもまたは低くてもお茶の「渋み成分」が出過ぎてしまうそうです。
茶葉にあわせてお湯の温度を適切に下げましょう。
○煎茶と玉露に適した温度
煎茶…80〜90度→渋味・旨みも楽しめます。
玉露…50〜60度→低めの温度で渋味を抑え、まろやかな味に。
【お湯を適温に冷ます簡単な方法】
お湯を適温まで冷ます、といっても温度計でしっかり計る訳ではありません。
そそぐ予定の茶碗にお湯を注ぐだけで、まず約5~10度、温度を下げることができるそうです。2~3分置くとさらに10度ほど下がるようなので、茶葉にあった温度になるまで湯を冷まして調節したあと急須に戻します。茶碗に一度注ぐと、あらかじめ器も温めることもできて一石二鳥ですね。
○温度の目安
沸騰したお湯 …100度
茶碗に注がれたお湯 …約85~90度
さらに2~3分冷ましたお湯 …約75度
※季節にもよりますので目安としてください。
【お茶のおいしい入れ方のコツ4】茶葉の量は適量に
二人分のお茶を入れる際、
煎茶ですとだいたい4〜5gが茶葉の目安量。
玉露の場合ですともう少し多めで6g〜7g。
茶葉の種類によっても量がかわるので購入時にチェックしておきましょう。
【お茶のおいしい入れ方のコツ5】蒸らす時間を大切に
お茶のおいしい入れ方において、この蒸らす時間も大事です。
お茶の種類により時間も違います。
煎茶ですと20〜30秒ほど。
玉露ですと120〜150秒ほどゆっくり待つのがおすすめです。
【お茶のおいしい入れ方のコツ6】均一に注ぐ
どの茶碗のお茶も均一の濃度になるように順に注いでいきましょう。そして最後の一滴まで注ぐことがコツの一つです。
おわりに
いかがでしたか? お茶のおいしい入れ方のコツは、茶葉にはもちろん、水やお湯の温度にまで気を配ることにもありました。ぜひコツを掴んで美味しいお茶を入れましょう。
参考:伊藤園「お茶百科 お茶のおいしいいれ方」
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