「周りに助けを求める弱さを…」 大阪のある駅で起きた、恐怖の出来事
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駅で見つけた自販機 出てきたのは…「迷わず買った」眺めていると、気になる『ロッカー型自動販売機』を発見!看板に『こだわり手作りパンの自販機』と書かれていたのです。

電子レンジで温めた直後に… 思わぬ事故に「知らなかった」「気を付けます」電子レンジで起こる『突沸現象』を知っていますか。突沸現象はやけどだけでなく、容器や電子レンジの破損を招くこともあります。万が一の事故を防ぐためにも、突沸現象の仕組みを知り、予防策を身につけておきましょう。
作品をTwitterに投稿している夏ノ瀬いの(@stylish_gorilla)さんが、3年前の18歳の時にあった出来事を漫画化。
「周りに助けを求める弱さを…今年こそは七夕でお願いしようと思います」
そんなコメントと共に公開されたのは、階段から突き落とされそうになった話…かと思いきや、同時に別の被害にも遭った話でした。
駅の階段を歩いていたら
大阪に住んでいる夏ノ瀬さん。「なんば駅」の階段を下りていると、背中に重い衝撃が…。
ぶつかられて階段から落ちそうになった夏ノ瀬さんは、痴漢の被害にも遭っていました。
犯人は「つまづいた振りをして痴漢をしよう」と考えたのでしょうか。それとも、「痴漢をしても相手を階段から落としてしまえば、ケガをして追って来れないだろう」と考えたのでしょうか。
痴漢だけでも卑劣な行為ですが、その上、被害者を危険な目に遭わせた犯人に怒りを覚えます。
夏ノ瀬さんは、階段から落ちずに犯人を投げることができた理由を次のように語りました。
剣道を習っていたことから、身体をすぐに動かすことができたようです。
けれど、「相手を投げ飛ばせること」と「捕まえられること」は別もの。思わぬ反撃があるかもしれませんし、犯人が凶器を持っていないとも限りません。
また、痴漢に遭ったことを恥ずかしく感じて、自分1人では対処できても周囲に助けを求められない被害者も中にはいます。
もし周囲に助けを求めていたら犯人を捕まえることもできたかもしれませんが、当時の夏ノ瀬さんにはさまざまな理由から、その場を去ることしかできなかったのです。
投稿を読んだ人たちからは、犯人を投げたことに対して「スカッとした!」「たくましい」などの感想が寄せられています。
【ネットの感想】
・強い…!
・こんなおっさんがいるんだ!?許せん。
・痴漢に遭ったことのある人は、これを読んで少し勇気をもらったのではないかと思う。
「何ごとも自分で解決できる、強い人にならないといけない」と思っている人からすれば、誰かに頼ることは「弱い人のすること」。
当時の夏ノ瀬さんも、そんな思いを抱いていたのかもしれません。しかし、痴漢に遭ってから3年の月日が流れ、心境に変化がありました。
自分がいま困っているということを、周囲に知らせることができる人になろうとしています。
けれど、周囲に助けを求められる人に、急になれるものではないでしょう。
もしかしたら武道と同じように、普段から人に頼る練習が必要なのかもしれません。誰でもすぐに助けを呼べるように、そして周囲の人はその声に応えられるように、小さなことから始めていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]