「いらねぇー正義感」 コンビニでミスをした従業員の対応、これって正しい?
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- 出典
- conveni.625
ミスを犯してしまった後、どのようにカバーをするかは頭を悩ますところ。内容によって、さまざまな対応が求められることでしょう。
コンビニで働いているコンビニマン(conveni.625)さんの職場でも、ある人がミスをしてしまいました。
従業員同士が協力すれば簡単にカバーができるものだったのですが、ミスを犯した人が誠意ある対応をしようとこだわります。「その対応が本当に適しているのか」とコンビニマンさんは疑問の声を上げました。
お札渡し間違え事件
ある日、コンビニマンさんがレジの中のお金を計算して売り上げと合っているかチェックすると、なぜか4千円も多いことが分かりました。
何度計算しても4千円多かったため、困ってしまったコンビニマンさん。原因を調べるために防犯カメラをチェックしました。
すると、一緒の時間に働いていた中年女性が、客に渡すお釣りを間違えていたことが判明。
5千円のお釣りを渡さなければならないところ、千円札を渡していたのです!
客も間違いに気付かず、そのまま財布にしまってしまいました。
ただ、運がいいことにその客はよく買い物に来る人。コンビニマンさんは「次に来店された時に返すことができる」とホッとしました。
しかし、コンビニマンさんからお札の渡し間違いを知らされた中年女性は…。
「私が直接会ってお返ししたい!」
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そういって、自分のロッカーに返却予定の4千円をしまったのです!
中年女性は「ミスを犯した私が直接謝ったほうが、誠意のある対応だろう」と思ったのでしょうか。
しかし、コンビニマンさんは中年女性の行動を見てギョッとしてしまいました。
「全従業員に知らせて、その客に少しでも早く返すべきだ」と思っていたコンビニマンさんは、この時の心中を次のように語っています。
少ないお釣りをもらった客は、よくこのコンビニに寄るとはいえ、従業員の顔を覚えているとは限りません。
その場合、「ミスをした本人から謝罪を受けたか」より「お金をすぐに返してもらえたか」のほうが大切なことも。
シフトの都合で客になかなか返せないぐらいなら、中年女性以外の従業員が速やかに返したほうがいいでしょう。
時と場合によって、独りよがりになってしまう『誠意』。
ミスを犯したことを直接謝ることで心は晴れやかになるかもしれませんが、それは自分のための行動です。
「相手は何を望むか」「相手にとっての最善は何か」を考えて、柔軟に対応をすることが必要でしょう。
[文・構成/grape編集部]