『警察官』の恋人である女性 スマホについて注意されていたけど
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連絡帳やSNSでのやり取りなど、個人情報の詰まったスマホ。
もし、スマホから何らかの形で人間関係や秘密がもれたら、多くの人がパニックになってしまうことでしょう。
『スマホを落としただけなのに』
第15回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉として話題になった、『スマホを落としただけなのに』。恋人がスマホを落としたことをきっかけに、連続殺人犯に女性が追い詰められていく姿を描きました。
悪意を持った人物がスマホやSNSなどをハッキングし、個人情報を利用して人々を操っていく恐怖。2018年11月には映画も公開され、女優の北川景子さんが主演を務めたことでも話題になっています。
ネット上では、映画を観た人たちから「スマホを落とすだけで命まで狙われるなんて、衝撃的でした」「犯人の怪演ぶりがヤバイ!」「手に汗握る展開でした」などの感想が寄せられています。
続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』はスケールアップ!
さらに、2018年11月6日には、続編の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(宝島社)が発売されました!
本書には、前回の事件の犯人が再登場。逮捕後、犯人のパソコンのハードディスクに「ある情報」が残っていないかどうかを、新たな主人公・桐野良一が調べるシーンから始まります。
【あらすじ】
神奈川県警に務める、警察官の桐野良一。彼は、前回の事件に残された謎を追っていた。
すると、事件の背後にクラッカーのカリスマ的存在・Mの姿が浮かび上がる。桐野は、Mのことをよく知っている犯人に取引を持ち掛け、Mを捕えようとワナを張った。
しかし、Mの怒りを買ったことで、桐野の恋人に危険が迫る!
セキュリティ関係に詳しい主人公は、Mと対決するにあたってスマホの乗っ取りや、誰かに成りすましたメールなどの対策をしていました。
しかし、どの対策もMに次々と突破されてしまいます。
Mの策略によって首都圏が大混乱に陥る中、主人公ができることとは…。
前作よりもスケールが大きくなった今作。気になった人は、ぜひ本書をご覧ください。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
宝島社 志駕 晃 著
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[文・構成/grape編集部]