余命宣告を受けた祖母と『最後の思い出』を作る孫 家族愛を描いた漫画に、涙
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今回の漫画を投稿するにあたって、明さんは自身の想いについてこのようにつづりました。
今年の6月にがんの診断を受け、その時点でもうわずかだと分かっていたので、心の準備をしてきました。
夏には沖縄や大阪から妹と姪っ子、甥っ子ちゃんたちが会いに来て、たくさん笑いあい、すごく幸せでした。会わせてあげられてよかった。
悔いのないよう、まったくは無理でも少しでも減らせるように、一緒に日々を重ねてきました。
夏をこえ、秋を迎え、体は確実に弱っていたけど、それでも会いに行くと起きてきて、ちゃんと私の顔を見て笑ってくれました。一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたり。幸せでした。
それでも6月から数えてまだ5か月。やれたこともたくさんあったけど、もっと一緒にいたかったし、してあげたいこともたくさんあった。さびしいし、悲しい。
これからもっと実感が深まるのかもしれないけど、いま描けること、伝えたいことは、ただ「だいすきだよ、おばーちゃん」。
愛する家族に囲まれ、最期のその時までたくさんの思い出を作った祖母。きっと、幸せな気持ちで空へ旅立っていったことでしょう。
家族愛の尊さが伝わる作品に多くの人が心打たれ、投稿にはおよそ2万の「いいね」が寄せられました。
命あるものは、いつか必ず終わりが訪れます。ですが、命が有限だからこそ、人はいまこの一瞬を大切にできるのかもしれません。
そして、人が生前に残した言葉や思い出は、いままで関わったたくさんの人の心にずっと残り続けるはずです。
明さんの他の作品は、コチラから
「あのころもらった、いろんな人のたくさんの優しさを子どもたちに伝えたい」と語る明さん。自分を育ててくれた『人』への感謝や感動を込めたという、漫画家としてのデビュー作はコチラから読むことができます。
また、生徒たちの旅行に同行する看護師の仕事を描いた『漫画家しながらツアーナースしています。』も連載中。ぜひ、あわせてご覧ください。
[文・構成/grape編集部]