一富士二鷹三茄子… 初夢はもう一人の自分からのメッセージ
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吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
奇妙な夢にも意味がある
一富士二鷹三茄子。初夢の吉夢、とされる夢のシンボルです。元日の夜から二日の朝にかけて見る夢を言いますが、その日に限らずとも新年最初に見た夢を初夢と言ってもいいようです。
「富士は無事」「鷹は高い」「茄子は成す」という縁起のいい言葉にかけて、これらが吉夢と言われています。また茄子には種がたくさんできることも、吉夢とされる由縁のひとつかもしれません。
夢の発信元は、顕在意識、潜在意識のさらに奥の領域である超意識と言われています。顕在意識は氷山の一角にすぎません。私たちは自分のことをすべてわかったような気になっていますが、顕在意識、すなわち思考には限界があります。
潜在意識の中には感情、抑圧された感情や出来事の記憶がストックされています。そして超意識とは精神分析家のC.G.ユングが提唱した概念、「人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域」を言います。つまり、「魂」のことです。私たちは魂というものを手にとって実感することはできませんが、私たちの最も重要なコアな領域であり、人生をより良い方向へ導こうとする「もう一人の自分」なのです。
夢は、魂の領域と言われている超意識から発せられます。(いま、こんな状態ですよ)(もっとこうしたらどうですか?)そんな示唆をストレートに送ってくれたらわかりやすいのですが、夢のストーリーはまことに奇妙キテレツです。メッセージは超意識から潜在意識を通って夢という形で顕在化するのですが、潜在意識の中には抑圧された感情や出来事の記憶があり、そこをスムーズに通過できないのです。そのために、夢は「シンボル」という形で、潜在意識をごまかしながら夢主にメッセージを届けます。これをフロイトは「夢の検閲」と言いました。ですから夢辞典をひいて出てきたシンボルの意味を解き、絡まった糸を解くように夢の真意を解いていくのです。
ちなみに私の奇妙な初夢のメッセージは「脇目も振らずに進め」でした。夢のストーリーは少々厳しいものでしたが、どんな夢も夢主の成長への示唆に富んでいます。このメッセージは、これからの私の背中をぐいぐい押してくれることでしょう。
夢は、私たちの人生をよりいい方向へ導こうとするコーチです。ぜひ、夢からのメッセージを日常に生かしてみてください。
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作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
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⇒ 単行本「大人の結婚」