新手の『AirDrop痴漢』に遭った女性 交番に向かい、警察に報告すると… By - grape編集部 公開:2019-02-03 更新:2020-02-01 iPhoneスマホ性犯罪痴漢電車 Share Post LINE はてな コメント 合意もなく他者に性的な加害をする、許しがたい痴漢行為。スマホの普及に伴い、通称『AirDrop痴漢』の被害も増加しているといいます。 『AirDrop痴漢』とは、iPhoneやiPadなどに搭載されているファイル共有機能『AirDrop(エアドロップ)』を使うことによって、見ず知らずの人に不適切な画像を送りつける新手の加害行為です。 AirDropで他者から共有された画像は、受信側が共有許可をせずともこのように表示されます。 ※iPhoneホーム画面 スクリーンショット 新手の痴漢に注意 スマホを操作していたら「最悪…」 イラストレーターのよねはらうさこ(@yoneharausako)さんも、『AirDrop痴漢』の被害に遭った1人。 ある日、電車に乗っていたよねはらさんは、AirDropで男性器が写った画像を送り付けられたといいます。 『AirDrop痴漢』で被害を受け、警察に話すと… AirDrop痴漢も許さない① pic.twitter.com/dc2CsIgHNY— よねはらうさこ@中国から仕入れてる (@yoneharausako) February 2, 2019 「このまま放置すると、ほかの人も嫌な思いをするかもしれない」「大人として、子どもを守らなければ」という思いで交番に向かい、警察に話をしたよねはらさん。 8人の警察官たちは、よねはらさんの話を真剣に聞き、今後は捜査をしていくと伝えました。 後日、よねはらさんが被害に遭った時間帯に、列車監視員が乗車していたとのこと。その姿を見たよねはらさんは、警察の真摯な対応に感謝したといいます。 悪質な『AirDrop痴漢』から身を守るには 両者の距離が近く、お互いの機器でWi-FiとBluetoothがオンになっていないとAirDropで画像は共有されません。 見知らぬ人から画像を受け取らないためには、AirDropを受信しないように設定するのが一番安全な対処法でしょう。 【AirDropを、見知らぬ人から送り付けられないようにする方法】 1.スマホの設定画面から『一般』→『AirDrop』を選ぶ。 2.『受信しない』を選択(『連絡先のみ』でもOK)。 本来であれば加害行為をなくすのが理想ですが、それが難しい以上、被害を受けないように自衛をしなくてはなりません。 ですが、被害に遭った人に落ち度があるわけでもありません。『加害者の責任』と『被害者の自衛』は、まったく別の話です。 性被害を訴えるのは勇気を要すること。しかし、一人ひとりが声を上げていくことで「悪を許さない、見過ごさない社会」につながるのではないでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 出典 @yoneharausako Share Post LINE はてな コメント
合意もなく他者に性的な加害をする、許しがたい痴漢行為。スマホの普及に伴い、通称『AirDrop痴漢』の被害も増加しているといいます。
『AirDrop痴漢』とは、iPhoneやiPadなどに搭載されているファイル共有機能『AirDrop(エアドロップ)』を使うことによって、見ず知らずの人に不適切な画像を送りつける新手の加害行為です。
AirDropで他者から共有された画像は、受信側が共有許可をせずともこのように表示されます。
※iPhoneホーム画面 スクリーンショット
新手の痴漢に注意 スマホを操作していたら「最悪…」
イラストレーターのよねはらうさこ(@yoneharausako)さんも、『AirDrop痴漢』の被害に遭った1人。
ある日、電車に乗っていたよねはらさんは、AirDropで男性器が写った画像を送り付けられたといいます。
『AirDrop痴漢』で被害を受け、警察に話すと…
「このまま放置すると、ほかの人も嫌な思いをするかもしれない」「大人として、子どもを守らなければ」という思いで交番に向かい、警察に話をしたよねはらさん。
8人の警察官たちは、よねはらさんの話を真剣に聞き、今後は捜査をしていくと伝えました。
後日、よねはらさんが被害に遭った時間帯に、列車監視員が乗車していたとのこと。その姿を見たよねはらさんは、警察の真摯な対応に感謝したといいます。
悪質な『AirDrop痴漢』から身を守るには
両者の距離が近く、お互いの機器でWi-FiとBluetoothがオンになっていないとAirDropで画像は共有されません。
見知らぬ人から画像を受け取らないためには、AirDropを受信しないように設定するのが一番安全な対処法でしょう。
【AirDropを、見知らぬ人から送り付けられないようにする方法】
1.スマホの設定画面から『一般』→『AirDrop』を選ぶ。
2.『受信しない』を選択(『連絡先のみ』でもOK)。
本来であれば加害行為をなくすのが理想ですが、それが難しい以上、被害を受けないように自衛をしなくてはなりません。
ですが、被害に遭った人に落ち度があるわけでもありません。『加害者の責任』と『被害者の自衛』は、まったく別の話です。
性被害を訴えるのは勇気を要すること。しかし、一人ひとりが声を上げていくことで「悪を許さない、見過ごさない社会」につながるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]