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駅の階段にある『赤色と黄色の謎』 人々から「もっと広まってほしい」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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駅によっては、階段の先端の『段鼻』と呼ばれる部分にある赤色と黄色のマーク。

「なんのためにあるのか」と不思議に思うことがありませんか。

生まれつき目が悪く、3歳からメガネをかけている結月波瑠(@a0s4u0k2a1)さんの投稿から、その謎は解けます。

多くの人を助ける赤色と黄色の『階段識別マーク』

両目が別々の方向を見てしまう『斜視』と、見るものがぼやけてしまう『乱視』に悩まされている結月さん。階段を降りる際、手すりがあっても段が歪んで見えるため、距離感がつかめず何度も落ちそうになってきたといいます。

しかし、とある駅の階段にある『赤色と黄色のマーク』のおかげで、誰かの支えなしに1人でも降りられるようになったことをTwitterで報告。

次のように感謝の言葉をつづりました。

『赤色と黄色のマーク』は、『階段識別マーク』や『段差識別マーク』などの呼び方をされているもの。

段差が識別しづらい人にも見やすいよう、駅によってこちらのマークをペイントしたり同じデザインのシールを貼ったりしているのです。

結月さんの場合、赤色を確認しながら階段を下りているとのこと。

投稿には、「初めてこのマークの意味を知った」という声のほか「同じように斜視で段差が見えづらいので、本当にありがたい」「田舎にもつけてほしいです!」などの声も。

また「施工している側の人ですが、障がいを持っている方々のお役に立てているようで嬉しいです」というコメントも寄せられました。

『階段識別マーク』色の意味は?

マークの中には、画像のように赤色と黄色だけでなく、マーク周りを黒色で囲っているものもあります。

※写真はイメージ

赤・黄・黒色それぞれの役割について、マークのシールを販売している会社『ブライユ』は次のように説明しています。

様々な利用者に対応した配色

1.赤:高齢者の方が認識しやすい

2.黄色の周囲に黒色:白内障の方が認識しやすい

3.黄色:弱視の方が認識しやすい

ブライユ ーより引用

斜視や乱視の人のほか、高齢者や白内障、弱視の人たちも見やすいように工夫されているようですね。

バリアフリー化が進み、マークを採用する駅が増えることを多くの人が願っています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@a0s4u0k2a1ブライユ

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