医療従事者への心ない差別に、厚生労働省が怒り ネットで共感相次ぐ
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- 出典
- @MHLWitter
2020年4月現在、増え続ける新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者を救うため、多くの医療従事者が懸命に働いています。
誰よりも最前線に立って、多くの患者と接さなくてはならない医療従事者の疲労はピークに達しているでしょう。
そんな中、一部では医療従事者本人や、医療機関に勤める親を持つ子供たちに、心ない差別が横行。
厚生労働省によると、医療従事者であることを理由に、以下のような事態が起きているといいます。
・医療従事者の親を持つ子供たちが、保育所への通園を断られた。
・医療従事者に対し、タクシーの運転手が乗車を拒んだ。
同月17日、こういった事例に対し、厚生労働省はTwitterを通して次のような呼びかけを投稿しました。
厚生労働省は、医療従事者が十分な感染対策を行ったうえで国民のために働いていることを前置きし、「正確でない情報を信じて対応することは人権侵害にもつながるため、慎んでほしい」と強く抗議したのです。
【ネットの声】
・ありえない。誰よりも危険をおかして頑張っている人たちにやることじゃない。
・医療従事者です。病院から出た時に嫌な顔をされたり、指をさされたりしています。
・酷すぎる。世界でも日本の死亡者数が少ないのは、医療従事者が頑張ってくれているからこそでしょう。
・自分は医療従事者ですが、タクシーの運転手から「大変な中、働いてくれてありがとう」といわれたことがあります。
残念なことに、一部の人の振る舞いによって、つらくやるせない思いを抱いている医療従事者がいるのは事実。
当然ながら、医療従事者も同じ人間です。中には大切な家族を守りながら、不特定多数の人々を救うという大変な任務にあたっている人もいるでしょう。
私たちが戦う相手は人間ではなく、コロナウイルスであることを今一度意識したいですね。
[文・構成/grape編集部]