「スカッとした」「冷静になって」 批判高まる『自粛警察』を表すイラストに称賛!
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- 出典
- @metakobot






2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大防止のため、多くの地域で不要不急の外出は自粛するよう要請されています。
そのため、飲食店や映画館など、さまざまな店が営業を自粛しました。
『自粛警察』正義の行いが、いつの間にか迷惑行為に…
多くの店が一時休業していることもあり、営業を続けている店に対し、「営業を自粛しろ」と過度なクレームをつける人たちが現れています。
このような一般の人たちのことを、一部では『自粛警察』と呼んでいるようです。
『自粛警察』は、十分な感染拡大防止策をとっている店に対しても、執拗に営業の自粛を求めています。
自粛を求める手段として、営業時間外に「自粛しろ」という内容の紙を店の入り口や壁に貼ることが多いようです。
その内容には「自粛しろバカ」「このまま営業を続ければタダでは済まさない」など脅迫めいた内容のものもあるといいます。
そんな『自粛警察』に対し、メタこ(@metakobot)さんがイラストを投稿しました。
なんで同じ警察の私が捕まるのよ!
『自粛警察』は皮肉を込めて『警察』と呼ばれていますが、脅迫的な文言を書いて自粛を迫れば『強要罪』などの軽犯罪となってしまう可能性もあります。
コロナウイルスを終息させたいという強い想いが、いつの間にか行きすぎた行為になっていることに気が付いていないのかもしれません。
投稿にはさまざまなコメントが寄せられました。
・「みんなのため」っていってるけど、もはや自己満足なのでは?
・自分を正義と思い込んでる人ほど、質が悪い。
・『自粛警察』に自粛してほしい。
正義感からくる行いだとしても、少し冷静になって店側の訴えにも耳を傾けてほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]