年に150万円貯めた主婦が「やめてよかった!」 意外なことって?
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インターネットやSNSの普及にともない、『お金が貯まる方法』などのライフハックをたくさん目にするようになりました。
そういった情報を参考にして、貯金を心がけたAさんですが、なかなかうまくいきません。ある時、Aさんは「何円くらい貯めたいのか」「なんのために貯金をするのか」といった、目的や目標が不明確だったことに気付きます。
そこで、周囲の真似をしていたことをキッパリとやめたら、年に150万円も貯金できたそうです。
無理のない貯金を実現するには、我慢は禁物!
Aさんがこれまで真似していた節約方法の中で、やめたこととは一体なんだったのでしょうか。
一番やめるべきことは『他人と比べること』
雑誌やフリーペーパーなどで、家計に関する特集を目にする機会がありますよね。
Aさんは、そこに掲載された他人の収入や貯金額を見ては自分と比較して「うらやましい」「参考にならない」と思い、気分が沈む毎日を過ごしていました。
しかし、そもそも家族構成や住んでいる土地の物価、好みが違うのに、他人とやりくりを比較しても参考になりません。
例えば、収入が違う他人が毎月10万円貯めているのを真似しようとしても、同じように貯金するには必ずどこかで我慢をしないといけなくなります。
Aさんは我慢せずに「3万円でも貯められたら上出来!」と考え、貯めたい金額とその目的をしっかり持つようにすることで、他人と必要以上に比べることがなくなったそうです。
また、他人の収入と比べるのではなく「どんな工夫をして支出を抑えているか」「自分の家庭で取り入れられることはないか」に着目することで、気持ちも沈まないようになりました。
我慢しないほうがお金は貯まる!? 『赤字を引き寄せる考え方』に、ゾクリ
『食費を下げて我慢をすること』をやめました!
Aさん宅は、2歳の子どもと夫の3人家族です。初めの頃、Aさんは毎月かかる食費の予算を2万円に設定していました。
同じ家族構成で食費を2万円に抑えている家庭があり、「我が家も同じようにできるはず!」と思っていましたが、やはりお菓子や米代などを含めると、その金額では到底暮らすことができなかったといいます。
2万円でやりくりしている家計は、米を親戚からもらっていたり、お菓子代を別にしていたりと、内訳を見ると収入や環境に違いがあることに気付きました。そっくり他人の真似をすることは、我慢につながっていたのです。
そこで、食費は2万5千円に設定し直し、その分家賃や光熱費、通信費などの『固定費』を見直したところ、結果として支出を5千円下げることに成功!
家計における全体の支出は変わりませんが、我慢せずに好きな物を食べられるようになり、幸福度が上がりました。
また、冷蔵庫の中身を見直して食材を腐らせないように気を付けて、無駄買いをしない工夫をすることで、食費をコントロールできるようになったそうです。
『家計簿をきちんとつけること』をやめました!
毎月の支出を把握するために、家計簿をきちんと付けようと頑張っていたAさん。
1品ずつ金額を細かく記入し、1円単位で金額を合わせようとしていました。
徐々にAさんは、家計簿を記入することが目的になっていて「何にいくらお金を使っているか」を一切把握できなくなる羽目に…。
そこで毎月何にお金がかかっているかを一度しっかり把握し、食費や日用品などの変動する費用に関しては毎月予算を決めて、その予算内でやりくりするというやり方に変えました。
毎月の固定費を事前に把握するだけでなく、食費などの支出は予算内で収めることで、家計簿をきちんとつける必要もなくなったのです。
「いくら使ったか」を把握するのではなく、「いくら使えるか」「いくら残せるか」に注目するといいでしょう!
家計簿が続かなかった理由は○○だった!? 楽しく続けられる方法とは
さまざまな貯金にまつわる情報を真似してみても、うまくいくとは限りません。なかなか貯まらない時は、スパッとやめることも1つのコツ。
自分や家庭の状況に合わないことをズルズルと続けていても、疲れてしまうだけです。
他人とは比べずに、自分に合ったやり方や目標を見つけて、貯まる家計を目指しましょう!
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※記事中の写真はすべてイメージ
[文/AIPON 構成/grape編集部]