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干し柿の作り方が意外と簡単だった 甘柿を使えばいい?時期は? 熱湯を使った裏技も

By - grape編集部  公開:  更新:

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干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

秋の味覚の1つとして、人気の高い果物といえば柿です。特に気軽に食べられて長い間保存のできる干し柿が好物という人も多いでしょう。

ただ、スーパーなどで買おうとすると意外と高いもの…そんな干し柿ですが、実は自宅で作ることができるんです!

干し柿を作り始める時期や甘柿などの種類、室内での干し方やカビが発生した時の対処法など、作り方についてご紹介します。

干し柿の作り方 時期はいつ頃? 甘柿を使えばいいの?

干し柿を作る前に抑えておきたいポイントが2つあります。それは干し柿を作る時期と使う柿の種類です。

作り始める時期は?

干し柿を作るうえで一番気を付けなければいけないのが、カビです。

カビが発生しても対処できる方法は後述しますが、まずは柿をカビさせないことが大切。

そのため、干し柿を作り始める時期は、最低でも平均気温が20度以下になる頃まで待ちます。

東京都や神奈川県などでは、11月中旬以降がいいでしょう。柿が手に入るようであれば、もっと気温の低くなる時期から作り始めたほうがより安心です。

また、天気予報をチェックして、干し始めの1週間は雨が降らない日を選びましょう

干し柿は約2~3週間で完成します。

柿は甘柿を使うといい?

干し柿を作る時は、そのままでも食べられる『富有柿(ふゆうがき)』などの甘柿ではなく、渋柿を使うようにしましょう

実は甘柿よりも渋柿のほうが糖度が高いといわれています。そのため、渋柿で作った方がより甘い干し柿ができるのです。

渋柿の渋味は、紅茶などに入っているタンニンが原因。干すことで渋柿のタンニンが変質し、渋味が溶け出さなくなり、甘みを感じるようになります。

また、甘柿だとカビが発生しやすいというリスクもあるようです

干し柿の作り方 熱湯や焼酎を使うのがコツ!

まずは渋柿を用意しましょう。最近は干し柿を作る人も増えているようで、ネットなどの通信販売でも購入することができます。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

後でひもをくくれるように、柿のヘタは取らずに残しておきましょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

皮をむく時は、下からヘタに向けて包丁を入れるといいそうです。その際、下に少し皮を残しておくと乾燥した時にへこむのを防げます。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

すべての柿の皮をむき終わったら、ビニールひもやタコ糸などを使って、両端にヘタを結び付けましょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

ここまで来たら後は干すだけ…と思いきや、もう1つ重要な工程があります。

それは、柿を熱湯に約10秒ほどくぐらせること!

大きめの鍋で熱湯を沸かし、ひもを付けたまま全体が浸るように動かしましょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

こうすることで柿が殺菌されて、カビが生えにくくなります

また、アルコール度数が40度以上の焼酎などを霧吹きで吹きかけておくと、カビの予防になります

後はハンガーなどにひもを吊るし、柿同士がくっつかないように、日当たりと風通しがよい屋外に干しましょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

扱いかたは洗濯物と一緒です。雨が降りそうな時や夜間は室内に取り込んでおきましょう。

干し始めて1週間経ったら

1週間ほど干したら、柿を一つひとつ手で優しく揉んでいきます。手はしっかりと洗い、柿が破けないように慎重に行いましょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

こうすることで、柿の中身がかき混ぜられ、中心部分の渋もまんべんなく抜くことができるのです。

後は3~4日ごとに揉むようにすると、早く渋が抜けます

2週間ほど干すと、水分が抜けてかなり小さくなっていることでしょう。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も
干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

渋が抜けていれば完成です。硬い干し柿が好きな人は、さらに干しておくことで水分を抜くことができます。

出来上がった干し柿は、食品用ラップフィルムで包んで冷凍庫で保存が可能です。食べる時は電子レンジを使わず、冷蔵庫の中で自然解凍すると柔らかく仕上がります。

干し柿の作り方 室内に干す時の注意点 カビた時の対処法

干し柿を作る時は、できるだけ日当たりや風通しのよいベランダなどの屋外に干すとカビが発生しにくくなります。

ただ、家によっては室内にしか干せないこともあるでしょう。

そのような時は、どのように対処すればいいのかをご紹介します。

室内で干す時の注意点

室内でも屋外でも気を付ける点は一緒です。干し柿にカビを発生させないこと。

風通しがよく、気温が十分に低く、湿度がなければ室内でもカビは発生しません

とはいえ、寒い時期に暖房も使えず、加湿もできない状況は人間のほうがつらいでしょう。

人が使わないような部屋があれば、そこを干し柿用に使うといいかもしれません。

カビが発生してしまったら

どんなに注意していても、カビが発生してしまうことはあります。

カビが発生してしまったら、捨てなければいけないのかというと、そんなことはありません。

写真の赤い丸で囲まれている部分にカビが発生していますが、この程度なら対処することが可能です。

干し柿の作り方を分かりやすく! 作る時期、熱湯や焼酎を使った裏技も

焼酎やウィスキーなど、アルコール度数が40度以上の酒を小皿に用意します。

綿棒などに酒を染み込ませ、カビを直接ふき取りましょう。小さなカビならこれで問題ありません。

ただ、全体にカビが生えてしまうほどひどい場合は、残念ながらあきらめたほうが無難でしょう。

毎年、干し柿を買っているという人は、この機会に一度自分で作ってみるのもいいかもしれません。

いつもとはひと味違った干し柿を堪能することができますよ。


[文・構成/grape編集部]

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