吉野家、松屋、すき家のカレーをまとめて食べ比べ! ルーのみで一番辛さが強いのは… By - grape編集部 公開:2020-09-28 更新:2021-04-13 すき家カレー吉野家松屋 Share Post LINE はてな コメント 『吉野家』『松屋』『すき家』といえば、いわずと知れた大手牛丼チェーン店です。多くの人が、一度は食べたことがあるでしょう。 最近ではメニューも増え、牛丼以外を注文する人も多いようです。 中でも人気なのがカレー!各店ごとにその味はまったくの別物といっていいでしょう。 そんな吉野家、松屋、すき家のカレーをテイクアウトして、個人的に食べ比べてみました! 目次 1. 吉野家、松屋、すき家のカレーをテイクアウト! 味の違いは?1.1. 吉野家のカレー1.2. 松屋のカレー1.3. すき家のカレー1.4. 吉野家、松屋、すき家のカレーの違い総評2. 吉野家、松屋、すき家のカレー それぞれのカロリーは?2.1. 吉野家のカレー:カロリー2.2. 松屋のカレー:カロリー2.3. すき家のカレー:カロリー 吉野家、松屋、すき家のカレーをテイクアウト! 味の違いは? 最初に、断っておかなければいけないことがあります…。それは筆者が辛いものが苦手だということ!基本的にカレーは甘口派です。 今回のテーマを扱うには致命的な欠点ですが、感じたままをお伝えしていきます。 まず、近場の吉野家、松屋、すき家でカレーを購入。公平を期すために、どの店舗でも一番シンプルなカレーの並みサイズをテイクアウトしてきました。 どこのカレーも500円以下で買えてしまう魅力的な値段!これはお財布にも優しいですね。 吉野家のカレー 吉野家のカレーは、正式名称も『カレー』。とてもシンプルなネーミングです。 テイクアウトにすると、ご飯とルーの容器を別にして提供してくれます。 食べる前に吉野家の公式サイトをチェックしてみると、このように説明していました。 醤油やだし感を強めた和風カレーに仕上げました。清涼感のある爽やかな口あたりでサラッと食べやすくなっております。 吉野家 公式サイト ーより引用 なるほど、和風カレーか…。 蓋を開けると、それほど強くはないカレーの香り。スプーンでルーをすくってみると、「玉ねぎがちょっと入っているかな?」と感じる程度で、特に大きな具材は入っていないようです。 最初にルーのみを食べてみます。 スパイスの味は感じるものの、それほど辛くはありません。辛いのが苦手な人でも、なんとか食べられるでしょう。 ただ、醤油の味が強いのか、ちょっとしょっぱさを感じます。ルーのみで食べ続けるには塩味が強いかもしれません。 次にご飯と一緒にルーを食べてみましょう。 ルーの粘度がそれなりにあるので、ご飯との絡みはよい感じです。 味の濃さはまだ残っていますが、ご飯と一緒に食べることで問題ないように感じました。 ちなみに吉野家の『カレー』の値段は、2020年9月現在、3つの中で最安値の税抜き358円! これだけ安いなら、具材があまり入っていなくても納得です! 松屋のカレー 次いで試食するのが松屋のカレー『創業ビーフカレー』、税込み490円です。 テイクアウトにすると、ご飯とルーが一体になった容器に入れてもらえます。コンパクトで持ち運びやすいかもしれません。 創業当時の味を再現したという『創業ビーフカレー』のルーを食べようと、蓋を開けてみると…。 おぉ、かなり強めにスパイシーな香りが部屋に広がりました!社内で食べていたら、きっと多くの人の食欲を刺激していたことでしょう。 ルーをスプーンですくってみると、牛肉がしっかりと見て取れます。食べてみてもその食感が分かるほどでした。 さすが、松屋の公式サイトに注意書きされているだけはありますね。 ※より一層の美味しさを引き出すために、牛バラ肉を丸ごと煮込んでおりますので、一部すじが残る場合がございます。 松屋 公式サイト ーより引用 スパイシーさと牛肉の食感を楽しみながらルーのみを何度か食べていると…か、辛い。じわじわと辛さが沸き上がってきます。 ダメだ…ご飯と一緒に食べよう! ルーの粘度がほかの店舗と比べて一番高く、ドロッとしているのでご飯との絡みは良好です。ご飯と一緒に食べても、具材の食感が残るのは嬉しい要因でした。 細かいところですが、福神漬けが付いているのもポイントが高いです。 辛いのが苦手な人は気を付けたほうがいいかもしれません。ただ、辛いけどコクがあり、不思議と食べ進んでしまう味わいでした。 すき家のカレー 最後にすき家のカレーを試食します。こちらも吉野家と同じように、メニュー名がシンプルに『カレー』です。 テイクアウトにするとご飯とルー、福神漬けが一体になった円形の容器に入れてもらえます。値段は松屋よりも少し安い、税込み480円です。 すき家の公式サイトには、このような説明がありました。 たっぷりの野菜が溶け込んだやさしいコクの欧風カレーです すき家 公式サイト ーより引用 すき家のカレーは、欧風カレーを目指しているようですね。 蓋を開けると、フワッとスパイシーな香り。野菜を多く煮込んでいるからかは分かりませんが、甘い香りも感じることができました。 スパイシーながらもルーは思った以上にマイルドで、甘みを感じます!角切りにされた玉ねぎの食感もあり、かなり優しい味わいです。 辛いものが苦手な私からすると、一番ホッとする味でした。 ルーの粘度はそんなに高くはありませんが、具材もあるのでご飯ともしっかりと絡んでくれます。 ご飯と食べることで、より食べやすくなっている感じです。これならヒーヒーいわずに、おいしく食べ切れます。ちなみにすき家の福神漬けは甘みのあるものでした。 吉野家、松屋、すき家のカレーの違い総評 個人的な総評になりますが、マイルドなカレーが食べたい時は、すき家。カレーらしいスパイシーさが欲しいなら、松屋といったイメージでしょうか。もちろん、安く済ませたいなら吉野家一択でしょう! ・吉野家:具材はなく、ルーの粘度は中程度。ちょっと味が濃いイメージだが、3つの中で値段が断トツに安い。税抜き358円。 ・松屋:香りも味わいもとってもスパイシー。会社で食べる時は注意を…。辛さが強いものの、コクもあり、牛バラ肉の食感もしっかりと楽しめる。ただし、3つの中では一番辛く、値段も一番高い。税込み490円。 ・すき家:野菜の甘さが感じられ、具材は玉ねぎのシャッキリ感も分かる。辛いものが苦手な人にも食べやすい。税込み480円。 吉野家、松屋、すき家のカレー それぞれのカロリーは? 味や値段と同様に気になるのがカロリー。どのような栄養素が含まれているのかも気になるところですよね。 それぞれのカロリーなどについて、公式サイトを見て比較してみましょう。すべて並みサイズを基準にしています。 吉野家のカレー:カロリー ・カロリー 534kcal ・タンパク質 10.2g ・脂質 7.4g ・炭水化物 103.9g ・食塩相当量 3.8g 松屋のカレー:カロリー ・カロリー 735kcal ・タンパク質 16.2g ・脂質 23.2g ・炭水化物 109.7g ・食塩相当量 4.7g ※松屋では店内飲食の場合は味噌汁が付くので、栄養成分には味噌汁や福神漬けの数値も含まれています。 すき家のカレー:カロリー ・カロリー 682kcal ・タンパク質 13.3g ・脂質 11.8g ・炭水化物 132.6g ・食塩相当量 4.9g それぞれの店舗ごとに味も違えば、値段も違います。体重管理に気を使っている人は、カロリーの違いも見逃せないでしょう。 その時々の気分で、カレーを買う店舗を変えてみるのも面白いかもしれません。 甘口派の筆者の個人的な評価ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ※この記事は、2020年9月現在の価格やメニューを参考にしています。 [文・構成/grape編集部] 出典 吉野家/松屋/すき家 Share Post LINE はてな コメント
『吉野家』『松屋』『すき家』といえば、いわずと知れた大手牛丼チェーン店です。多くの人が、一度は食べたことがあるでしょう。
最近ではメニューも増え、牛丼以外を注文する人も多いようです。
中でも人気なのがカレー!各店ごとにその味はまったくの別物といっていいでしょう。
そんな吉野家、松屋、すき家のカレーをテイクアウトして、個人的に食べ比べてみました!
吉野家、松屋、すき家のカレーをテイクアウト! 味の違いは?
最初に、断っておかなければいけないことがあります…。それは筆者が辛いものが苦手だということ!基本的にカレーは甘口派です。
今回のテーマを扱うには致命的な欠点ですが、感じたままをお伝えしていきます。
まず、近場の吉野家、松屋、すき家でカレーを購入。公平を期すために、どの店舗でも一番シンプルなカレーの並みサイズをテイクアウトしてきました。
どこのカレーも500円以下で買えてしまう魅力的な値段!これはお財布にも優しいですね。
吉野家のカレー
吉野家のカレーは、正式名称も『カレー』。とてもシンプルなネーミングです。
テイクアウトにすると、ご飯とルーの容器を別にして提供してくれます。
食べる前に吉野家の公式サイトをチェックしてみると、このように説明していました。
なるほど、和風カレーか…。
蓋を開けると、それほど強くはないカレーの香り。スプーンでルーをすくってみると、「玉ねぎがちょっと入っているかな?」と感じる程度で、特に大きな具材は入っていないようです。
最初にルーのみを食べてみます。
スパイスの味は感じるものの、それほど辛くはありません。辛いのが苦手な人でも、なんとか食べられるでしょう。
ただ、醤油の味が強いのか、ちょっとしょっぱさを感じます。ルーのみで食べ続けるには塩味が強いかもしれません。
次にご飯と一緒にルーを食べてみましょう。
ルーの粘度がそれなりにあるので、ご飯との絡みはよい感じです。
味の濃さはまだ残っていますが、ご飯と一緒に食べることで問題ないように感じました。
ちなみに吉野家の『カレー』の値段は、2020年9月現在、3つの中で最安値の税抜き358円!
これだけ安いなら、具材があまり入っていなくても納得です!
松屋のカレー
次いで試食するのが松屋のカレー『創業ビーフカレー』、税込み490円です。
テイクアウトにすると、ご飯とルーが一体になった容器に入れてもらえます。コンパクトで持ち運びやすいかもしれません。
創業当時の味を再現したという『創業ビーフカレー』のルーを食べようと、蓋を開けてみると…。
おぉ、かなり強めにスパイシーな香りが部屋に広がりました!社内で食べていたら、きっと多くの人の食欲を刺激していたことでしょう。
ルーをスプーンですくってみると、牛肉がしっかりと見て取れます。食べてみてもその食感が分かるほどでした。
さすが、松屋の公式サイトに注意書きされているだけはありますね。
スパイシーさと牛肉の食感を楽しみながらルーのみを何度か食べていると…か、辛い。じわじわと辛さが沸き上がってきます。
ダメだ…ご飯と一緒に食べよう!
ルーの粘度がほかの店舗と比べて一番高く、ドロッとしているのでご飯との絡みは良好です。ご飯と一緒に食べても、具材の食感が残るのは嬉しい要因でした。
細かいところですが、福神漬けが付いているのもポイントが高いです。
辛いのが苦手な人は気を付けたほうがいいかもしれません。ただ、辛いけどコクがあり、不思議と食べ進んでしまう味わいでした。
すき家のカレー
最後にすき家のカレーを試食します。こちらも吉野家と同じように、メニュー名がシンプルに『カレー』です。
テイクアウトにするとご飯とルー、福神漬けが一体になった円形の容器に入れてもらえます。値段は松屋よりも少し安い、税込み480円です。
すき家の公式サイトには、このような説明がありました。
すき家のカレーは、欧風カレーを目指しているようですね。
蓋を開けると、フワッとスパイシーな香り。野菜を多く煮込んでいるからかは分かりませんが、甘い香りも感じることができました。
スパイシーながらもルーは思った以上にマイルドで、甘みを感じます!角切りにされた玉ねぎの食感もあり、かなり優しい味わいです。
辛いものが苦手な私からすると、一番ホッとする味でした。
ルーの粘度はそんなに高くはありませんが、具材もあるのでご飯ともしっかりと絡んでくれます。
ご飯と食べることで、より食べやすくなっている感じです。これならヒーヒーいわずに、おいしく食べ切れます。ちなみにすき家の福神漬けは甘みのあるものでした。
吉野家、松屋、すき家のカレーの違い総評
個人的な総評になりますが、マイルドなカレーが食べたい時は、すき家。カレーらしいスパイシーさが欲しいなら、松屋といったイメージでしょうか。もちろん、安く済ませたいなら吉野家一択でしょう!
・吉野家:具材はなく、ルーの粘度は中程度。ちょっと味が濃いイメージだが、3つの中で値段が断トツに安い。税抜き358円。
・松屋:香りも味わいもとってもスパイシー。会社で食べる時は注意を…。辛さが強いものの、コクもあり、牛バラ肉の食感もしっかりと楽しめる。ただし、3つの中では一番辛く、値段も一番高い。税込み490円。
・すき家:野菜の甘さが感じられ、具材は玉ねぎのシャッキリ感も分かる。辛いものが苦手な人にも食べやすい。税込み480円。
吉野家、松屋、すき家のカレー それぞれのカロリーは?
味や値段と同様に気になるのがカロリー。どのような栄養素が含まれているのかも気になるところですよね。
それぞれのカロリーなどについて、公式サイトを見て比較してみましょう。すべて並みサイズを基準にしています。
吉野家のカレー:カロリー
・カロリー 534kcal
・タンパク質 10.2g
・脂質 7.4g
・炭水化物 103.9g
・食塩相当量 3.8g
松屋のカレー:カロリー
・カロリー 735kcal
※松屋では店内飲食の場合は味噌汁が付くので、栄養成分には味噌汁や福神漬けの数値も含まれています。・タンパク質 16.2g
・脂質 23.2g
・炭水化物 109.7g
・食塩相当量 4.7g
すき家のカレー:カロリー
・カロリー 682kcal
・タンパク質 13.3g
・脂質 11.8g
・炭水化物 132.6g
・食塩相当量 4.9g
それぞれの店舗ごとに味も違えば、値段も違います。体重管理に気を使っている人は、カロリーの違いも見逃せないでしょう。
その時々の気分で、カレーを買う店舗を変えてみるのも面白いかもしれません。
甘口派の筆者の個人的な評価ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は、2020年9月現在の価格やメニューを参考にしています。[文・構成/grape編集部]