『習いごとが続かない息子』を叱らなかった母親 その理由に、胸が熱くなる
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自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。

母親が作成したアルバム 中を開くと…「笑いが止まらん」「センス良すぎ」2025年8月、川北すピ子(@su_pico)は、母親が作って保管していたという、フォトアルバムをXで公開。川北さんが生まれる以前から作成されていたというフォトアルバムは、多くの人から注目を浴び、13万件以上の『いいね』を集めました。
- 出典
- @CHANGHAENG
子供の頃に、周囲の大人から受けた教えが、その後の人生を大きく左右することはあります。
ちゃんへん.(@CHANGHAENG)さんがTwitterに投稿した、母親の教えが「素晴らしい」と話題です。
すぐに習いごとを辞める息子を、母親が叱らなかった理由
子供の頃に、何かに興味を持つたびに、習いごとをさせてもらったという投稿者さん。
いつも興味が続かず、ほとんどの習いごとをすぐに辞めてしまいました。
しかし、そんな息子を、母親は一度も叱らなかったといいます。
ある日、投稿者さんが「どうして怒らないの?」と尋ねると…母親から返ってきたのは、こんな言葉でした。
「好きと思えなかったら、100%の力出せへんやろ?私の役割は、お前が興味を持ったことをなるべく体験させて、心から好きと思えることに出会えるまで投資することや」
母親は、息子が心から好きだと思うものに出会えるまで、適した環境を与え、見守り続けることが大事だと考えていたのです。
投稿者さんいわく、実家はとても貧乏だったため、息子にいろいろな経験をさせるお金は、母親が自力で稼いだものだとか。
母親の教えによって、投稿者さんは2020年現在、プロのジャグリングパフォーマーとして世界を舞台に活躍しています。
エピソードに対し、ネット上では「なんて素晴らしいお母さん!」「読んでいて泣きそうになった」「自分もそんな親になりたい」といったコメントが続出しました。
人生の中で「これぞ」と思える好きなことと出会い、その道を極めることは誰にでもできることではありません。子供の意思を尊重し、然るべき環境を与え、そっと見守ってきた母親の深い愛情に、心を打たれますね。
[文・構成/grape編集部]