2020年の『今年の漢字』が決定 発表された1文字が…こちら
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※写真は2010年の『今年の漢字』発表時

「無言の圧を感じる…」 住民のリサイクルに絶大な効果を生んだ『可燃ゴミ』の名前が?SNSで、全国の自治体が採用するユニークなゴミの名称が話題を呼んでいます。可燃ゴミを『燃やすしかないごみ」とした京都府亀岡市と、『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ』とした徳島県徳島市を取材。『クセが強い』名称に込められた思いや効果を探りました。

2024年の『今年の漢字』は? 「確かに」「印象的だった」2024年12月12日、京都府京都市にある清水寺で『今年の漢字』が発表されました。当行事は、日本漢字能力検定協会が1年の世相を表す漢字を募集し、応募数が一番多かった1文字が『今年の漢字』に選ばれるというもの。
2020年12月14日、京都府京都市にある『清水寺』にて、『今年の漢字』が発表されました。
今年の漢字に選ばれたのは、『密』でした。
同年1月頃、世界中で新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)がまん延。
これにより、東京都の小池百合子都知事は『3密』と呼ばれる、密集、密室、密接を避けるよう提言しました。
『3密』という言葉は全国に知れ渡り、同年の流行語大賞にも選ばれています。
2020年の流行語大賞は『3密』に決定 「厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮した」
小池都知事の提言や、世間的に『密』を避けて生活していたため、多くの人がこの漢字を思い浮かべたのでしょう。
ネット上では「当たった!」「やっぱりか」と予想が的中していた人や、「『散』ではないのか」「在宅ワークが多かったので『家』だと予想していた」との声も上がっていました。
とても明るい漢字とはいえませんが、今後も一人ひとりが感染対策をし、当たり前のように『密』ができる生活に戻れるといいですね。
[文・構成/grape編集部]