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10円玉はよくない!? お賽銭の意味と供え方を、初詣直前に再確認

By - grape編集部  公開:  更新:

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あなたは、初詣に行ったときにいくらお賽銭をお供えしますか?

やはり「ご縁がありますように」ということで5円をお供えする方が多いと思います。そんな中、「多いほうがご利益があるのでは」と、紙幣を入れる方もいますよね。

あまりお賽銭の意味を考えず、何気なく行っている人も多いのではないでしょうか。改めて正しいお賽銭の意味を知り、気持ちよく新年を迎えましょう!

感謝するという心構えが第一

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そもそもお賽銭は「お願いをきいてもらう」ものではなく、日々の感謝の気持ちを形にしたものです。

お賽銭は「お供えするんだ」という気持ちで丁寧に投げ入れ、まずは神様にしっかりと日々の感謝を捧げます。お願いごとがある場合は、その後にきいていただくようにしましょう。

それを踏まえ、具体的なお賽銭の供え方はこちら。

  • 1.拝殿の正面に立ったら、軽く会釈をし、鈴を鳴らします。
  • 2.賽銭箱にお賽銭を投げ入れます。
  • 3.二拝(2回頭を下げておじぎをする)します。
  • 4.胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして二拍手。その後、指先をきちんと合わせて祈りを込めてから手を下ろします。
  • 5.最後に一拝をして終了です。

※ こちらは一般的な方法で、神社によって異なる場合があります。

お賽銭の金額の意味

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よく話題になるお賽銭の金額。実際にはいくら供えるのが良いのでしょうか。それぞれの金額が持つ意味をご紹介します。

良い意味

あらかじめ知っておきたい注意点が一つ。それは10円玉は避けたほうがいいということです。「遠縁」と言われ、縁から遠ざかってしまうと言われています。それ以外の硬貨で金額を構成しましょう。

  • 5円:ご縁がありますように
  • 10円(5円2枚):重ね重ねご縁がありますように
  • 15円:十分ご縁がありますように
  • 20円:よいご縁がありますように
  • 21円:割り切れない数字なので、恋愛継続・夫婦円満願に良いとされています。31円でもいいそうです。
  • 25円:二重にご縁がありますように
  • 30円:調和のとれたご縁がありますように。
  • 35円:再三ご縁がありますように
  • 40円:末広にご縁がありますように
  • 45円:始終ご縁がありますように
  • 50円:五重の縁がありますように
  • 55円:いつでもご縁がありますように・午後に投げるとご縁がある
  • 105円:十分にご縁がありますように
  • 115円:いいご縁がありますように
  • 125円:十二分に御縁がありますように
  • 485円:四方八方からご縁がありますように
  • 1万円:1万円は「円万」ということから、「円満に通ず」という意味になります。

全部5円玉でなくてはいけないわけではありません。50円玉や100円玉を使っても大丈夫だそうです。

また、お札をお供えするときに、むき出しはよくありません。お札を白い封筒に入れて投げるのが正しいやり方だそうです。そして、その封筒には必ず住所と名前を書きましょう。

悪い意味

反対に悪い意味になってしまう金額もあるのでご注意。

  • 65円:ろくなご縁がない
  • 75円:なんのご縁もない
  • 85円:やっぱりご縁がない
  • 95円:これでもご縁がない
  • 500円:これ以上効果(硬貨)がない

500円がだめというのには驚きましたね。

とはいえ、あくまでもその人の感謝の気持ちがなにより大事。自分がそのときに供えたいと思った金額が一番良いようです。

言ってしまえば単なる語呂合わせ。ですが、「験を担ぐ」という思いで、気持ちを込めてお供えしたいものです。初詣に行った際は、ぜひあなたの感謝の気持ちを捧げてみてくださいね。

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