家で作ったシチューが水っぽい… ハウス食品が教える『対処法』が意外と簡単そう!【料理の小ワザ】
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撮影:grape編集部

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クリームシチューやホワイトシチューは、日本では代表的な家庭料理の1つです。
カレーと同じく、食材とルウを煮込むことで簡単に完成します。手軽においしく作れるので、子供から大人まで幅広い世代に人気がありますよね。
クリームシチューを家で作っていると「なんだか水っぽい」「とろみが足りない」など、うまく作れなかったことはありませんか。
こんな時はどのようにリカバリーすればいいのでしょうか。
シチューにとろみが足りなくなる理由
ハウス食品株式会社(以下、ハウス食品)によると、シチューにとろみが足らず、水っぽくなった時の理由や対処法として、以下が挙げられるとのことです。
とろみがつかない原因として、煮込み時間や火力が足りないということが考えられます。
シチュールウの中の小麦粉に含まれるでんぷんは、60~65℃以上でないと糊化が開始せず、また糊化するまで時間がかかるため、十分な煮込みが必要なのです。
ふつふつと沸騰した状態で10分以上、時々かき混ぜながらとろみがつくまで煮込みましょう。
そのほか、水分量が多すぎるという可能性もあります。レシピの分量どおりに水の量をしっかり計って加えるようにしましょう。
※写真はイメージ
また、煮込みや水の量に問題がなくてもとろみが足りない場合は、以下のように対処するといいそうです。
それでもとろみが足りない場合、水で溶いた小麦粉を加えるとよいでしょう。片栗粉でも代用可能です。
具材を煮込む工程の最後に火を止め、沸騰が収まったところに水溶き小麦粉を少量ずつ加えます。全体に均等に広がるように混ぜ、その後、弱火で10分以上煮込んでください。
ほかにも、少し火を強めて水分を飛ばすように煮詰めるという方法もあります。ジャガイモを入れている場合は、煮くずれることで粘性も出てきます。
シチューにとろみをつけるには、ルウが十分に粘性を発揮できるよう、しっかり煮込むことが必要です。
もし、水の量を間違ってしゃばしゃばになってしまった際は、水で溶いた小麦粉を加えたり、水分を飛ばすように煮詰めたりしてみてください。
ほかにも、ハウス食品ではシチューの作り方について、基本テクニックやひと手間かけた調理法などをウェブサイトで紹介しています。
※本記事は企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]