セリアの『UVライト』『LEDライト』を検証 レジンとネイルで試すと?
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自宅でレジンクラフトやジェルネイルが楽しめる『UVライト』『LEDライト』。専門店では1000円以上するものが多く、手が出しづらいかもしれません。
気軽に試してみたいという人におすすめなのが、セリアで販売しているライトです。
筆者がセリアの店舗で見つけたのは、『UV-LEDライト USBタイプ』『LEDネイルライト ハンディタイプ』の2つ。どちらも税込み110円で購入できました。
それぞれのライトをレジンクラフトやジェルネイルで使用してみたところ、価格以上の機能に満足。感想を詳しくレビューしているので、『UVライト』『LEDライト』の購入を悩んでいる人は参考にしてください。
※この情報は、2021年12月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
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セリアの『UVライト』『LEDライト』の基本情報
セリアの店舗で見つけた、2種類のライトの基本情報をご紹介します。
セリアの『UVライト』『LEDライト』は、レジンクラフト用、ネイル用など、用途が分かれている場合があるので、購入前に確認するのがいいでしょう。
『UV-LEDライト USBタイプ』
セリアの『UV-LEDライト USBタイプ』は、USBで接続するスティック状のライト。USBアダプタやモバイルバッテリーなどにつなげて使用します。つなげている時は、ずっとライトが点くので、取り外しを忘れないように気を付けましょう。
筆者が購入した店舗では、レジンクラフトコーナーに陳列されていました。
パッケージに『LED対応レジンクラフト専用』とあるため、ジェルネイルなどの硬化には使わないほうがいいですね。
『UV-LEDライト USBタイプ』のスティック部分は、手で簡単に曲げられます。好きな角度に調節しながら、フレキシブルに使用できるのが魅力でしょう。
『LEDネイルライト ハンディタイプ』
セリアの『LEDネイルライト ハンディタイプ』は、持ち運びに便利なペン型のライト。単4乾電池を3本入れて使用しますが、電池は別で用意しなければいけないので注意しましょう。
筆者が購入した店舗では、ジェルネイルコーナーに陳列されていました。ジェルネイルだけでなく、クラフト用のレジン液にも対応しているのが特徴ですね。
単4乾電池を入れる時は、スイッチ部分にもなっているフタを取り外します。
ライト本体に『+』『−』の表示があるので、確認しながら電池の向きを合わせましょう。
『LEDネイルライト ハンディタイプ』には、電源をオン・オフできるスイッチがありました。別途で電池を用意する手間はありますが、使い勝手がよさそうです。
セリアの『UVライト』『LEDライト』 レジン液は固まるのか
セリアで購入した『UV-LEDライト USBタイプ』『LEDネイルライト ハンディタイプ』はともに、レジンクラフトに対応しているライトなので、両方の商品で検証しました。
レジン液は一般的なタイプの『LED・UV用レジン液』を使用します。
しっかり固まるのでしょうか。
『UV-LEDライト USBタイプ』 少し時間はかかるが硬化する
ライトの照射目安として、約2㎝×2㎝×0.2㎝ほどのサイズを、2~3㎝の距離で照射する場合は約2~3分程度とありました。
照射目安に沿って試してみましょう。
約3分間、ライトを照射してみたところ…。
見た目はまったく変わっていなかったため心配しましたが、硬化していました。
ですが、少しだけベタ付いているようにも感じたので、さらに30秒ほど表側と裏側に照射。ツルツルとした触り心地に変わり、しっかりと固まったことが実感できました。
『LEDネイルライト ハンディタイプ』 硬化はバッチリ
目安時間は特に書かれていなかったので、『UV-LEDライト USBタイプ』と同じ約3分間、照射をしてみました。
3分ほど経ってから、触ってみると…。
しっかりと硬化していました。ベタつきも感じません。
レジンクラフトにも対応しているライトなだけありますね。
セリアの『UVライト』『LEDライト』 レジンクラフト時の使い心地
多少の時間差はありましたが、『UV-LEDライト USBタイプ』『LEDネイルライト ハンディタイプ』ともに、レジン液が固まるのは間違いなさそうです。
ですがレジン液のタイプや、型のサイズ、厚さによって硬化の度合いが変わります。大きい作品を作る時は、照射時間を延ばしたり、消費電力の高いライトを用意したり、試行錯誤が必要かもしれません。
『UV-LEDライト USBタイプ』は、手を使わずに照射できるのが便利です。USB接続なので、角度調整のためにアダプタやモバイルバッテリーを持ち上げなければいけないのは、少し手間でした。
かわって『LEDネイルライト ハンディタイプ』は、持ち続けないといけませんが、好きな角度や距離に調整しやすいのがメリットでしょう。
レジンクラフトをする場合は、『UV-LEDライト USBタイプ』『LEDネイルライト ハンディタイプ』どちらも大きな差はない印象です。形状や使い方が異なるため、好みのタイプを選ぶのがよさそうですね。
ワンポイントの工夫として、型を使用する場合に、表面を硬化させた後、裏側も硬化させることで、よりきれいに仕上がるので、試してみてください。
セリアの『UVライト』『LEDライト』 ネイルは固まるのか
セリアで購入した2種類のライトの内『UV-LEDライト USBタイプ』はネイルクラフト用なので、『LEDネイルライト ハンディタイプ』だけを検証しました。
ジェルネイルは一般的な『LED対応 ベースコート』『LED対応 ジェルネイル』を使用します。
ネイルライトの実力は、どのようなものでしょうか。
『LEDネイルライト ハンディタイプ』 2分ほどで爪1本が完成
使用したジェルネイルの硬化する目安時間は、LEDで約1分、UVで約2分とのこと。まずは1分間ほどライトを照射して様子を見ました。
ベースコートは約1分でベタ付きなく仕上がります。ジェルネイルも同様に約1分ライトを当てたら、カチカチという音が鳴るほど、しっかりと固まりました。
合計2分ほどでツヤツヤのネイルが完成するのは、ネイル用のライトならではでしょう。
セリアの『UVライト』『LEDライト』 ネイル時の使い心地
ベースコートもジェルネイルも、問題なく硬化した『LEDネイルライト ハンディタイプ』。
ですが、爪1本に対して2~3分ほどかかるとなると、片手だけでも15分近い時間が必要になるということですね。
実際にどのくらいかかるのか、『LEDネイルライト ハンディタイプ』を使い、ジェルネイルで片手をコーティングしました。
ジェルネイル初体験の筆者が、ベースコートの後に、ジェルネイルを二度塗りして、時間を計測してみたところ…。
約9分半で、片手のジェルネイルが完成しました。
時間短縮のために、5本の爪にネイルを塗ってから、できるだけ爪にライトが照射されるように、爪を一箇所に集めていたのが、よかったのかもしれません。
特に『LEDネイルライト ハンディタイプ』は自由に動かせるので、まんべんなくライトで爪を照らせたのが、ポイントだったのでしょう。
指にかすかな温もりを感じたことや、ライト本体が熱を持ってしまうことは、少し気を付けたほうがいいと感じました。トップコートを塗る場合も、手間が少し増えそうですね。
『LEDネイルライト ハンディタイプ』は、連続で約6時間使える機能があるそうですが、休憩を挟みながら楽しむのがよさそうです。
セリアの『UVライト』『LEDライト』 気軽にレジンクラフトとジェルネイルが楽しめるグッズ
セリアで販売している『UV-LEDライト USBタイプ』『LEDネイルライト ハンディタイプ』を、それぞれの用途に合わせて使ってみました。
本格的なライトに比べると、多少の時間が必要なのはネック。ですが、税込み110円で始められると考えれば、お得感はあるでしょう。
自宅で気軽に楽しみたい人や、気になってたから挑戦してみたい人に、ぴったりのライトという印象です。
『UVライト』『LEDライト』は、レジンクラフトやジェルネイルで使用するアイテムなので、気になる人はセリアのジェルネイルを体験したレビュー記事にも、目を通してくださいね。
セリアのネイルの実力は? 初心者が330円でジェルネイルに挑戦してみた
[文・構成/grape編集部]