『夏休みの宿題』で思い出すこと 読書感想文が拷問に思えた話に「本当にそれ」
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- 出典
- @nukosama
楽しい夏休み中も、宿題を課されている子供たち。
ドリルや自由研究、日記など多種多様で、中には苦手な宿題もあるでしょう。
漫画家の、ぬこー様ちゃん(@nukosama)さんは子供の頃、読書感想文が苦手でした。
当時、苦痛に感じたことを描いた漫画をTwitterに投稿したところ、内容に共感が寄せられています。
当時、まだ読書を面白いと思ったことがなかった投稿者さん。
本の内容以前に、読書をすること自体がストレスで、「つまらない」以外に感想がありませんでした。
しかし、本の内容にしっかりと触れていなければ、教師としても読書感想文の評価をしづらかったのでしょう。
やり直しを命じられた投稿者さんは、教師が望んでいるであろう感想に寄せて提出します。
再び簡潔すぎる読書感想文を受け取った教師は、困った様子。
もっと内容を膨らませるアドバイスを受けた投稿者さんですが、面白い部分を無理矢理にでも見つけるため、もう一度読書をすることに嫌悪感しか湧かなかったのでした。
投稿者さんのエピソードに『読書感想文の嫌だった思い出』がよみがえった人は多く、反響が上がっています。
・本当にそれ。興味がないことにエネルギーは割けませんよね。
・私は『指定された本がどれだけつまらないか』をしっかりと書いたのに、書き直しになった。感想として間違っていないだろうに。
・やり方を教えず「思ったことを書け」は間違っていると、ずっと思っていました。文章を論理的に書く練習なら、基礎を教えないと。
・本が好きな自分ですら、読書感想文は夏休みの宿題の中で1番嫌いでした。
自分が何を苦手としているのかが分かるのは、決して悪くない経験です。とはいえ、宿題であるならば、ただ挫折感を味わうより、何かしら学びとなるほうがいいですよね。
読書感想文が苦手だった人たちの声を受けてか、昨今は書き方を教える学校も増えている様子。
質問に沿って埋めていけば、読書感想文が完成する便利なシートなども登場しているので、読書が苦手な人も以前よりは書きやすいかもしれません。
子供の頃、読書感想文が嫌いだったとしても?
人によって成長がバラバラなのと同じく、それぞれの分野への興味が開花する時期は違うもの。
魅力的な物や人との出会いで、今まで苦手だったことに興味を持つことも珍しくないといいます。
投稿者さんは、高校生の時、読書が好きな家庭教師の影響で、読書に興味が沸いたとのこと。
試しに、おすすめされた小説『ノルウェイの森』を読んでみたら面白く、それから定期的に本を読んでいるそうです。
子供の頃に感じたことがすべてではないので、長い人生の中で、いろいろな出会いや体験をしていきたいですね!
[文・構成/grape編集部]