「天日干し」って意味あるの? ないの? 布団の正しいダニ対策とは By - COLLY 公開:2023-09-21 更新:2023-09-21 洗濯 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「布団は日光に当てた方がいいような気がするけど意味があるのかな?」と思っている人も多いのではないでしょうか。「天日干しや水洗いは意味があるのか」「ダニの効果的な除去方法と予防方法」を紹介します。 天日干しや水洗いはダニ退治に効果あるのか エステー株式会社が運営するウェブサイトでは、エステーの研究員が布団の天日干しや正しいダニ対策について紹介しています。 まずは、「天日干しや水洗いに意味があるのか」という疑問についてですが、ダニの繁殖を抑える効果はあるそうです。 しかし、ダニを死滅させるには50℃以上の熱を20~30分程度かける必要があるので、天日干ししたり水洗いしたりするだけでは取り除くことはできません。また、ダニは暗い場所を好み布団の中に入り込んで生活しているので、水洗いでは除去するのが難しいです。 ただ、布団表面に付着した皮脂汚れやフケなどを洗い流すことによって、ダニの繁殖を防ぐ効果はあります。また、ダニの死骸やフンなどアレルギー性疾患の原因を取り除くこともできます。そのため、布団やカバーはこまめに洗濯することをおすすめします。 天日干しについても、それだけではダニを死滅させることはできません。ダニは明るい場所を避けて暗いところへ移動するので、日光に当てても布団の奥の方へ逃げてしまうからです。 ただし、ダニは湿度の低い環境を嫌うため、天日干しして布団を乾燥させることで活動を抑える効果は期待できます。 ダニの効果的な除去方法&予防方法 ダニの除去や予防の効果的な方法を紹介します。 布団乾燥機と掃除機を使う ダニの弱点は「高温」と「乾燥」なので、布団乾燥機を使うと効果的です。「高温」に設定して30分以上運転させましょう。布団乾燥機がない場合は、コインランドリーの乾燥機を利用してもよいです。 しっかりと乾燥させたら、ダニの死骸やフンを除去するために掃除機をかけます。1㎡あたり20秒以上かけてゆっくり丁寧に吸い込むのがポイントです。 天日干しで湿気を除去する 定期的に天日干しを行うことで湿気を除去し、ダニの活動性を低下させることができます。天日干しをする際は、表裏両面に日光を当ててください。布団を干す時に叩く人もいますが、ダニが布団の奥に逃げたり死骸が砕けて広がったりしてしまうのでやめましょう。 外に干せない場合は、布団用除湿剤やエアコンの除湿機能を活用するとよいです。 布団や枕のカバーはこまめに洗う 布団や枕などのカバー類には、皮脂汚れやフケが常に付着しています。カバーをこまめに取り換えられるように数枚用意しておいたり、タオルを敷いて毎日洗濯したりするなどして常に清潔に保ちましょう。 布団のダニ対策について紹介しました。いつも清潔な布団で気持ちよく寝られるように、しっかり対策しましょう! [文・構成/grape編集部] 出典 エステー公式サイト Share Post LINE はてな コメント
「布団は日光に当てた方がいいような気がするけど意味があるのかな?」と思っている人も多いのではないでしょうか。「天日干しや水洗いは意味があるのか」「ダニの効果的な除去方法と予防方法」を紹介します。
天日干しや水洗いはダニ退治に効果あるのか
エステー株式会社が運営するウェブサイトでは、エステーの研究員が布団の天日干しや正しいダニ対策について紹介しています。
まずは、「天日干しや水洗いに意味があるのか」という疑問についてですが、ダニの繁殖を抑える効果はあるそうです。
しかし、ダニを死滅させるには50℃以上の熱を20~30分程度かける必要があるので、天日干ししたり水洗いしたりするだけでは取り除くことはできません。また、ダニは暗い場所を好み布団の中に入り込んで生活しているので、水洗いでは除去するのが難しいです。
ただ、布団表面に付着した皮脂汚れやフケなどを洗い流すことによって、ダニの繁殖を防ぐ効果はあります。また、ダニの死骸やフンなどアレルギー性疾患の原因を取り除くこともできます。そのため、布団やカバーはこまめに洗濯することをおすすめします。
天日干しについても、それだけではダニを死滅させることはできません。ダニは明るい場所を避けて暗いところへ移動するので、日光に当てても布団の奥の方へ逃げてしまうからです。
ただし、ダニは湿度の低い環境を嫌うため、天日干しして布団を乾燥させることで活動を抑える効果は期待できます。
ダニの効果的な除去方法&予防方法
ダニの除去や予防の効果的な方法を紹介します。
布団乾燥機と掃除機を使う
ダニの弱点は「高温」と「乾燥」なので、布団乾燥機を使うと効果的です。「高温」に設定して30分以上運転させましょう。布団乾燥機がない場合は、コインランドリーの乾燥機を利用してもよいです。
しっかりと乾燥させたら、ダニの死骸やフンを除去するために掃除機をかけます。1㎡あたり20秒以上かけてゆっくり丁寧に吸い込むのがポイントです。
天日干しで湿気を除去する
定期的に天日干しを行うことで湿気を除去し、ダニの活動性を低下させることができます。天日干しをする際は、表裏両面に日光を当ててください。布団を干す時に叩く人もいますが、ダニが布団の奥に逃げたり死骸が砕けて広がったりしてしまうのでやめましょう。
外に干せない場合は、布団用除湿剤やエアコンの除湿機能を活用するとよいです。
布団や枕のカバーはこまめに洗う
布団や枕などのカバー類には、皮脂汚れやフケが常に付着しています。カバーをこまめに取り換えられるように数枚用意しておいたり、タオルを敷いて毎日洗濯したりするなどして常に清潔に保ちましょう。
布団のダニ対策について紹介しました。いつも清潔な布団で気持ちよく寝られるように、しっかり対策しましょう!
[文・構成/grape編集部]