オールスパイスの代用品8選!効果やおすすめの組み合わせも紹介
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「オールスパイスの代用品を知りたい」と悩まれている人もいるのではないでしょうか。キッチンの戸棚にスパイスの種類が増えていくのは避けたい人にとって、身近なもので代用できたら嬉しいですよね。
オールスパイスの代わりに使える調味料や香辛料は、計8つあります。また、複数の調味料や香辛料を組み合わせても、オールスパイス風のブレンドをつくれます。
本記事では、オールスパイスの効果や代用品、おすすめの組み合わせなどを紹介します。すぐに使えるオールスパイスの代用品が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
オールスパイスとは
オールスパイスはフトモモ科の植物の果実です。
原産地はジャマイカ。日本では別名『百味胡椒(ひゃくみこしょう)』、中国では『三香子(さんこうし)』と呼ばれています。
ヨーロッパや中南米では、『ジャマイカペッパー』としても知られており、世界各地で使われる人気が高いスパイスです。メキシコで発見され、17世紀初頭にヨーロッパに伝来しており、歴史は浅めであるにも関わらず、さまざまな料理で使われています。
オールスパイスは次の3つを組み合わせた香りを持っています。
ただし、複数のスパイスを混ぜたものではありません。1つのスパイスだけで、複数を混ぜたような複雑な香りを持つのが特徴です。
オールスパイスは、ふくよかな香りをベースに、ほのかな甘さと苦味があり、料理やお菓子作りに幅広く使われています。
とくに、肉や魚料理の生臭さを消す効果があり、味と香りをぐっと引き上げてくれるのが特徴です。さらに、ビタミンやカリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、健康効果も期待できるでしょう。
オールスパイスで得られる2つの効果
オールスパイスの主な効果は次の2つです。
オールスパイスの魅力は、味だけではありません。得られる効果を理解して、もっとオールスパイスを楽しみましょう。
臭み消し効果
オールスパイスは肉や魚などの臭みを消す効果があります。とくに、サーモンや青魚との相性がよく、マリネや酢漬けなどの料理に使われることが多いです。
また、クセのある肉類とも相性がよく、ラム肉や牛肉などの風味づけにもおすすめです。
リラックス・リフレッシュ効果
オールスパイスには、精神的なリラックス・リフレッシュ効果があります。
理由は、オールスパイスに含まれる『ユーカリプトール』という成分にあります。ユーカリプトールは精神をリフレッシュさせる効果があり、ストレス軽減やリラックス効果があるとされています。また、オールスパイスには温かみやスパイシーな香りがあり、これ自体がリラクゼーションや心地よさを感じさせる効果をもたらすこともあります。
実際、オールスパイスは伝統的に、アロマセラピーにおいてリラックス効果をもたらす香りとして使われてきました。オールスパイスの香りを楽しむだけでも、心身の緊張のほぐれやリラックス効果などが期待できるでしょう。
オールスパイスの代用品8選
オールスパイスは、日常的に使うものでも代用できます。
ただし、代用品ごとに異なる特徴がありますので、状況に応じて使い分けることが好ましいです。それぞれの特徴や使い方のポイントを見ていきましょう。
クローブ
クローブはオールスパイスと似た香りを持ち、単品で代用できます。クローブは、バニラを感じるようなまったりとした甘さとスパイシーな香りを持つのが特徴です。
臭み消し効果もあり、グローブは肉料理でよく活躍しています。そのため、食材の臭いが気になる料理の場合は、オールスパイスの代わりに選ぶとよいでしょう。
ただし、香りの強さには注意が必要です。多量に使用すると香りが強く出過ぎてしまい、料理のバランスを崩す可能性があります。
少量から始めて徐々に調整していくことで、クローブの特徴を活かせます。
コショウ
コショウも代用品としてよく名前が上がりますが、オールスパイスを再現できるわけではありません。臭み消しをしたい場合なら、活用できます。
オールスパイスは複数の調味料の風味を組み合わせた香りがするのに対して、コショウはピリッとした辛味が特徴。特徴的なクローブとシナモンに似た香りが欠けるため、風味は劣ります。
ただし、臭み消しの効果は見込めるため、胡椒の風味が好きで、レシピと味付けが変わってよい場合は、選択肢に入ります。
代用品として使う場合は、量や調整に注意し、風味のバランスを調整することが重要です。風味に対して辛味が強いため、入れすぎないようにしましょう。
ナツメグ
ナツメグはハンバーグの生臭さを消すためによく使われています。香りがよく、肉や魚の生臭さに対して効果的なため、単品でもオールスパイスと同様の効果を期待できるでしょう。
ナツメグは、ハンバーグや肉料理に使われるイメージが強いですが、お菓子作りにも使われるほどの甘い香りを持っています。ちなみに、ナツメグの由来は、ナッツとメグ(ムスクのこと)を組み合わせたもの。ムスクに近い香りがする豆という意味からも、濃厚な甘さがあることが分かります。
オールスパイスはナツメグに似た香りを持っているため、代用しても近い風味に仕上がります。
シナモン
シナモンはお菓子やパンに使われることが一般的ですが、そのほかの料理にも幅広く使えます。とくに、お菓子作りでは甘い香りや温かみを与える効果があります。
ただし、香りは強めなので、分量は控えめがよいでしょう。なお、シナモンは単なる風味付けだけでなく、血糖値の上昇を抑えたり代謝を促進したりなどの効果も期待できます。
ティーマサラ
ティーマサラは、オールスパイスの代用として使えるミックススパイスです。一般的なティーマサラには、次のスパイスが配合されています。
生姜や黒胡椒は肉料理との相性もよいため、オールスパイスを肉料理に使いたい場合には、ティーマサラで代用するのも1つです。最近では、生姜の風味を生かすために、スパイスカレーの隠し味としても使われています。
ティーマサラはもともとはおいしいチャイを作るためにブレンドされた調味料ですが、オールスパイスの代用としても優れた存在です。
クレイジーソルト
クレイジーソルトには、塩やコショウに加えて、オニオンやガーリックなどのスパイスが含まれています。香りから、肉や海鮮料理の臭みを消す効果があります。
また、しっかりとした味と風味を持つことも特徴です。そのため、オールスパイスの代用品として料理に使えるでしょう。
コンソメ
主に煮込み料理に使われるコンソメ。肉や香味野菜などを煮だした汁から作られるため、旨味が豊かな調味料です。食材の臭みを和らげる効果が期待できます。
ただし、コンソメは味が濃厚であるため、過剰に使用するとほかの調味料の存在が薄れます。豊かな旨味が料理に深みを与える一方、適量の使用が求められるでしょう。
五香粉
五香粉は、中華料理で一般的に使用されるミックススパイスです。シナモンやクローブなどの香辛料がブレンドされています。食材の臭みを和らげる効果がありますが、香りの強いスパイスも含まれているため、好みがわかれやすいです。
五香粉は肉の臭み取りにも有効であり、麻婆豆腐やチャーハンなどの料理に使用すると、一層味わいが深まるでしょう。
調味料を組み合わせてオールスパイスの代用品を作る方法4選
調味料を組み合わせるとオールスパイスの複雑な香りに近づき、味に細かなアクセントを加えられます。次の4つの組み合わせで、オールスパイスの代用品を作る方法を紹介します。
調味料ごとの分量も解説しますので、味にこだわって料理を作りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ニンニク+生姜
ニンニクと生姜の組み合わせは、香りや風味がオールスパイスとは異なりますが、肉の臭みを消すのに使えます。分量は、ニンニクと生姜、いずれも小さじ1杯です。
ニンニクと生姜の組み合わせの注意点は、味と香りが強いことです。ニンニクと生姜を入れすぎると料理の味に影響が出るため、少しずつ入れて味見をしながら調整しましょう。
ナツメグ+シナモン+クローブ
オールスパイスが持っているといわれる3つの香りを組み合わせたオリジナルスパイスです。
ナツメグは、肉や魚の臭いを消す効果があります。シナモンは「スパイスの王様」とも呼ばれ、豊富な栄養成分を含んでいるため、健康にもいい香辛料です。クローブは一般的にトンカツソースやウスターソース、カレーなどに使用されることが多く、香辛料として広く使われています。
ナツメグとシナモン、グローブも組み合わせることで、風味に奥深さを加えられるでしょう。分量の目安は次のとおりです。
ただし、それぞれの香りが強いため過剰に使うのは避けましょう。いずれの調味料、どれか1つでも入れすぎると、ほかの香りが消える可能性があります。食材の臭み消しや深い味わいを楽しむには、上記の分量を参考に、程よく調整していきましょう。
コショウ+ナツメグ+クローブ
コショウやナツメグ、クローブを組み合わせた調味料も肉や魚の臭い消しに適しています。シナモンを入れたものより辛味が引き立つため、お菓子作りよりも料理向きです。
分量の目安は次のとおりです。
ナツメグを主成分としてコショウとクローブを少量混ぜましょう。
ただし、コショウは辛みがあるため、量の調整には注意が必要です。
ガラムマサラ+塩+コショウ
ガラムマサラは肉や魚の臭み消しに使用されるスパイスのブレンドです。ガラムマサラの主成分は「シナモン」「クローブ」「ナツメグ」の3つです。ガラムマサラは、オールスパイスよりも豊かな香りと深い味わいをもたらします。
分量の目安は少量を振りかけるだけです。ガラムマサラや塩、コショウを組み合わせてオールスパイスの代用品を作ることで、肉や魚の臭みを消し、風味豊かな味わいを表現できるでしょう。
ここまで、調味料を組み合わせてオールスパイスの代用品を作る方法を紹介しました。組み合わせは調味料の数ほどあります。さまざまな味や風味にチャレンジしたい人は、独自の組み合わせを試してみるのも楽しいかもしれません。ぜひ、自分にあった組み合わせを見つけてください。
オールスパイスがない場合は、コショウやシナモンなどで代用しましょう
オールスパイスは、食材の臭み消しのほかに、リラックスやリフレッシュなどの効果もあります。料理だけでなく健康にも活用できる万能なスパイスです。
オールスパイスがない場合は、コショウやシナモンなどで代用しましょう。また、調味料や香辛料を組み合わせてオールスパイスの代用品を作ることで、味に細かなアクセントを加えられます。
オールスパイスがない人は、代用品を今晩の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]