これまでのやり方は間違っていた…? 冷蔵庫内での「卵」の正しい保存方法とは
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日々の食生活に欠かせない卵は、「冷蔵庫で常備している」というご家庭も多いのではないでしょうか。
常にあるものだからこそ、気を付けたいのが保存についてです。卵を冷蔵庫で保存する場合の注意点を、数々の暮らし便利術を発信しているあさひ(asahi_simplelife)さんのInstagram投稿から紹介します。
卵を保存する時のポイント
あさひさんが「卵を保存する際のコツ」として紹介しているのは、「場所」と「向き」の2点です。
まずは冷蔵庫内での保管場所について。冷蔵庫の種類によっては、ドアポケット側に専用収納場所が用意されていることがあります。実はこちらは、卵収納には向かない場所。扉を開閉する際の衝撃で殻が割れてしまったり、温度変化が原因で細菌が繁殖しやすくなってしまったりします。
卵はできれば冷蔵庫の奥に入れ、買った時のプラスチック製ケースのままで保存し、周囲の環境から守ってください。
ケースのふたがパカパカするのが気になる人は、通常の開け口を開くのではなく、その反対側の閉じ口部分をカットして開けるようにすると、ストレスフリーで使えます。
もう1つのポイントは、卵を置く時の向きについてです。丸みのあるほうを下にして保存するのが一般的ですが、実はとんがり部分を下にしたほうが長持ちさせられます。購入してきた卵は、ぜひひっくり返して冷蔵庫に入れておきましょう。
卵の向きを反対にしたほうがいい理由とは
卵の向きが保存期間に関わるなんて、と不思議に思う人も多いのではないでしょうか。
実は卵には、「丸みのあるほうよりも尖っているほうが強くて割れにくい」という特長があります。尖っているほうを底にすることで、殻を傷付けずに保存しやすくなるでしょう。
もう1つの理由は、卵内部の「気室」と呼ばれる空間です。卵の丸みのあるほうに位置していて、呼吸をするためにあるのだそう。こちらを上にすることで黄身が安定しやすくなり、また劣化し始めた黄身が浮かんできても、殻に直接触れるのを防いでくれます。これらの理由から、反対向きで保存したほうが鮮度を保ちやすいといわれているのです。
せっかく購入した卵を、駄目にしてしまうのはもったいないもの。あさひさんが紹介するコツも意識して、上手に長持ちさせましょう。ポイントさえ知っていれば、誰でも簡単に実践できる裏技です。卵を購入した時は、ぜひ実践してみてください。
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[文・構成/grape編集部]