【必見】きび砂糖の代用品8選! おすすめの組み合わせやレシピも紹介
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「きび砂糖の代用品を知りたい」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。きび砂糖の代用品は8つあります。砂糖の種類によっては、1つで代用できたり、組み合わせることで使えたりするものがあります。
代用品ごとの特徴をおさえて有効に活用することで、味と見た目をきび砂糖に近づけられるでしょう。
そこで本記事では、きび砂糖の代用品や注意点、レシピなどを紹介します。本記事を最後まで読めば、代用品で、きび砂糖を使った時と同様の料理を作れるようになる可能性があるため参考にしてください。
きび砂糖とは
きび砂糖とは、サトウキビから搾り取れる液を煮詰めて作った砂糖のこと。サトウキビ特有の風味の中にただよう、まろやかな甘さが特徴です。一般に流通している白色の砂糖とは異なり、薄茶色の見た目をしています。
また、カルシウムやミネラルなどを多く含んでいます。そんなきび砂糖は、煮物におすすめです。煮物に入れることで、コクに深みや照りが出たり、風味がよくなったりします。
ただし、普通の砂糖よりも作り方が特殊であるために、値段はやや張ります。
きび砂糖の代用品8選
きび砂糖の代用品を次の8つ紹介します。
代用品の中には、きび砂糖と甘さは同程度ではあるものの、色が違う種類もあります。味と見た目の両方をきび砂糖に寄せるためにも、代用品ごとの特徴をおさえておきましょう。
上白糖
上白糖とは、いわゆる普通の砂糖です。きび砂糖のようなしっとり感があり、甘さも似ているため代用できます。上白糖だけで代用するなら、分量の目安は1対1がおすすめです。例えば、きび砂糖が『大さじ1』とレシピに載っているなら、上白糖も大さじ1と同量用いましょう。
ただし、見た目が白いため、料理の色もきび砂糖に寄せるなら三温糖と併用しましょう。併用する場合の分量の目安は工夫する必要があります。
きび砂糖が大さじ1と書かれているなら、上白糖は大さじ2分の1で、三温糖は大さじ4分の1にするのがおすすめです。見た目が茶色になるため、味だけでなく、料理の仕上がりも似てきます。
黒糖
黒糖とは、その名のとおり、見た目が黒い砂糖です。砂糖の甘さの中に、酸味や苦味があります。酸味があるがゆえに、単体できび砂糖の代用にするのは向いていません。代用にする際は、上白糖などのシンプルな甘みのある砂糖と組み合わせるのがおすすめです。
分量の目安は、きび砂糖が大さじ1に対して、黒糖と上白糖をそれぞれ大さじ2分の1がおすすめです。絶妙な分量の組み合わせにより、上白糖の甘さが黒糖の酸味や苦味を和らげてくれます。
ちなみに、一般的な砂糖は粉末状で売られていますが、黒糖は固形タイプのものもあります。黒糖を溶かして使いたい場合は、レンジで少し温めるのがおすすめ。ホロホロ崩れていくので、使いやすくなります。
三温糖
三温糖ときび砂糖の見た目は似ていますが、精製方法が異なります。三温糖はグラニュー糖や上白糖を作り終えた後の液を、さらに煮詰めて作られます。何度も煮詰めていく過程で、きび砂糖と似た色になっていきます。三温糖は、甘味が強く、深いコクが特徴です。
きび砂糖の代用にする際は、レシピに記載してある量の半分が目安です。例えば、きび砂糖が大さじ1なら、三温糖は大さじ2分の1がおすすめです。
三温糖はきび砂糖と見た目も似ているため、料理の色付けとしても活躍します。
ただし、精製に手間がかかる三温糖は、ほかの砂糖よりも値段が張ります。家に余っているのでなければ、ほかの代用品を使ったほうがよいでしょう。
ハチミツ
見た目から甘さが伝わってくるハチミツも、きび砂糖の代用になります。砂糖と比べて、甘さが控えめなのが特徴です。代用にする際は、きび砂糖と同じ分量で問題ありません。例えば、きび砂糖が大さじ1なら、ハチミツも大さじ1です。
甘さが足りないと感じる人は、上白糖を足しながら調整していくとよいでしょう。上白糖を加えることで、きび砂糖の味に寄せられます。
また、ハチミツは火にかけることで照りが出るため、料理の見栄え向上にも使えますよ。ちなみに、ハチミツは採取する蜜によって味が変わります。
1歳未満の乳幼児に与える場合は、ハチミツを使うのは避けましょう。乳児ボツリヌス症にかかるリスクがあります。
てんさい糖
てんさい糖とは『てん菜』と呼ばれる野菜から作られる砂糖です。甘さが控えめであるものの、見た目はきび砂糖と少し似ています。代用にする際は、レシピに記載されたきび砂糖の分量よりも多めに入れることがおすすめです。
きび砂糖の大さじが2であれば、てんさい糖は大さじ2.5ほど。砂糖を多めに入れるのが不安の人は、少量から調整していきましょう。
また、てんさい糖だけでは甘さが足りないと感じる人は、少量の上白糖を足してみてください。
ザラメ
ザラメとは、粒が大きい砂糖のことです。お菓子やカステラなどにまぶされています。ほかの砂糖とは違い、ガリっとした食感を楽しめるのが特徴です。
ザラメには大きく『白ざら糖』と『中ざら糖』の2種類があります。
白ざら糖は上品な甘さをしており、見た目が白いです。和菓子や果実酒などに使われています。中ざら糖は、カラメルでコーティングしており、独特の風味やコクがあります。
きび砂糖の代用にするなら、中ざら糖がおすすめです。中ざら糖は煮込むことでゆっくりと溶けていくため、料理に独特の風味やコクが馴染みます。
グラニュー糖
グラニュー糖はザラメの1種です。サトウキビや、てん菜の搾り液から作られています。さっぱりとした甘さや、控えめな香りが特徴です。
グラニュー糖は、ほかの食品の味を邪魔しないため、さまざまな料理に使えます。実際、コーヒーや紅茶、お菓子などに使われていることも。また、焦げにくいため、炒め物や焼き菓子にも使えます。
用途が幅広いグラニュー糖は、きび砂糖の代用としても活躍してくれますよ。
ちなみに、グラニュー糖は世界中で使われている砂糖の1つです。
ラカント
ラカントとは、『サラヤ株式会社』が発売している人工甘味料のことです。きび砂糖を想起させる茶色い見た目が特徴。粉や液体、ジャムなどのさまざまなタイプが売られています。
きび砂糖と同じくらいの甘さをしているため、代用にする際はレシピ通りの量を入れましょう。例えば、きび砂糖が大さじ1であれば、ラカントも大さじ1がおすすめです。
上白糖と同程度の甘さを持っているラカントですが、嬉しいことに、カロリー0です。ラカントは、ダイエット中の強い味方になるでしょう。加熱しても味が損なわれないため、さまざまな料理に使えるのも嬉しいポイントです。
ダイエット中の人もそうでない人も、ラカントを使ってみてください。
きび砂糖の代用品を使う際の注意点は「見た目に差が出ること」
前述のとおり、きび砂糖は茶色です。そして、色は料理にも反映されます。そのため、目的に応じて代用品を使い分ける必要があります。料理の色付けとしてきび砂糖の代用品を探している人は、三温糖やザラメなどを使うのがおすすめです。
味付けとしてきび砂糖の代用品を使うなら、上白糖やラカントなどがおすすめです。
きび砂糖を使ったレシピ3選
きび砂糖を使ったレシピを次の3つ紹介します。
糖質が気になる人は、きび砂糖の代用品としてラカントを使ってみるのも1つです。短時間で作れるレシピのみ紹介しているため、おいしいお菓子やご飯を、手間をかけずに作りたい人も参考にしてください。
豚の生姜焼き
本記事で紹介する豚の生姜焼きは、王道ともいえるロースを使います。ロースは適度に脂がのっているものの、くどくないため食べやすいです。きび砂糖を使った豚の生姜焼きのレシピを材料と作り方にわけて紹介します。
材料
豚の生姜焼きの材料(1人前)は次のとおりです。
(A)
作り方
豚の生姜焼きの作り方は次のとおりです。
豚肉ロースを使ったレシピを紹介しましたが、こってりした生姜焼きを食べたい人には、豚バラ肉がおすすめです。さっぱりした豚の生姜焼きを食べたい人は、鶏もも肉で生姜焼きを作ってみてはいかがでしょうか。
チーズ蒸しパン
チーズ蒸しパンは、電子レンジがあれば作れます。自宅で手軽に作れるお菓子として、レシピを覚えておいて損はしないでしょう。
きび砂糖を使ったチーズ蒸しパンのレシピを材料と作り方にわけて紹介します。
材料
チーズ蒸しパンの材料は次のとおりです。
作り方
チーズ蒸しパンの作り方は次のとおりです。
甘いのが苦手な人でも食べられるように、きび砂糖は控えめに調整しています。甘さを強くしたい人は、きび砂糖を調整しながら足してみてください。
みたらし団子
和菓子の代表といっても過言ではないみたらし団子。作り方や材料を誤らなければ、自宅でも、本格的なみたらし団子を作れます。きび砂糖を使ったみたらし団子のレシピを、材料と作り方にわけて紹介します。
材料
みたらし団子の材料は次のとおりです。
(A)
作り方
みたらし団子の作り方は次のとおりです。
代用品を組み合わせてきび砂糖に近づけよう
きび砂糖とは、サトウキビから搾れる液を煮詰めて作ったものです。まろやかな甘さがあり、煮物にも使えます。そんなきび砂糖の代用品は、8つあります。
代用品の特徴をおさえて、目的に見合ったものを使いましょう。例えば、きび砂糖の味を表現するなら、上白糖で代用するのがおすすめです。料理の見た目もきび砂糖を使った時と同じようにするなら、三温糖と上白糖を併用するのも1つです。
きび砂糖を使ったレシピも紹介しているため、代用品を活用して、作ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]