『保育園落ちた日本死ね』が国会で取り上げられる!安倍首相の反応は…
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先日、保育園の入園審査に落ちてしまった母親の叫びが話題になりました。
匿名ブログに投稿された『保育園落ちた日本死ね!!!』というタイトルの、この記事。過激な言葉で綴られていたのは、日本の保育所不足問題に対する嘆きでした。
この記事は多くの人の共感を呼び、またたく間にインターネットで拡散されたのです。
「保育園落ちた日本死ね!」女性の叫びが話題…なぜ日本は保育所不足なのか
そして2016年2月29日。なんとこの叫びが、国会で取り上げられることになりました。
匿名の母親の叫びが、安倍晋三首相に投げかけられる
衆院予算委員会でこの投稿を紹介したのは、民主党の山尾志桜里議員。安倍首相に「言葉は荒っぽいが、本音、本質だ」と問題提起しました。
この言葉を受けた安倍晋三首相は、このようにコメント。
その後、待機児童解消に向けた保育士の待遇改善などの必要性について発言したそうです。
この件に対し、インターネット上では賛否両論の声
インターネット上での国民の声が、国会で取り上げられた今回の件。ネット上の反応は、大きく分かれていました。
「匿名の言葉が国会で取り上げられるだなんて、素晴らしい!」
「誰が書いたかわからないブログを国会に持ち出すなんて、どうなの?」
確かに、この投稿は誰が書いたのかわかりません。実際に国会では「誰が書いたんだ」といったヤジも飛んでいたようです。
しかしインターネット上の匿名の言葉でも、多くの賛同があれば一国の首相に伝わる…そのことを、今回の件は証明してくれたのではないでしょうか。
現時点では国会で取り上げられただけで、具体的な解決策は出ていません。しかし多くの人の苦悩が国会で話題になったのは事実です。
この件が『日本の保育所不足問題』解消に向けての、大きな前進となることを祈るばかりです。