まさかそれが使えるとは! 手を濡らさずにお米がとげるアイテムが意外だった
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- 出典
- 警視庁警備部災害対策課
真冬の家事で嫌なことといえば、冷たい水を使う「米とぎ」を連想する人も多いのではないでしょうか。毎朝毎晩、多い人であれば昼もお米を炊くので、その度に冷たい思いをしなくてはなりません。
そんな冷たい思いをしたくない人におすすめの「手を濡らさずにお米をとぐ方法」があることを知っていますか。
警視庁警備部災害対策のX公式アカウント(@MPD_bousai)では、意外なものを使った米とぎ方法を紹介しています。
まさかの『プロテインシェイカー』
プロテインシェーカーは、パウダータイプのプロテインを攪拌(かくはん)するための道具です。見た目は一般的なタンブラーと似ていますが、ブレンダー機能がある、飲み口が広いなどの違いがあります。
プロテインをかき混ぜるために使う道具で、どのようにお米をとぐのでしょうか。
まずは、シェーカーにお米を1合(180㎖)入れます。次に、お水を適量入れ、シェイカーを振りましょう。
ブレンダーボールが付属しているシェイカーの場合は、お米と一緒にブレンダーボールを入れると効率が上がるそうです。
ある程度振れたら、シェイカーの中にある水を捨てます。プロテインシェーカーはタンブラーに比べ「飲み口の広い物が多い」ので、水を捨てる時にお米を流してしまわないように注意しましょう。
お米をとぐ回数は、一般的に3回程度です。水の濁りを見ながら繰り返しましょう。
炊飯ジャーやボウルを使ってお米をとぐと、容器が大きいのでそのぶん水を多く使います。この方法であれば、水の使用が制限される災害時、手をケガしている時、ネイルを傷付けたくない時にも役立つでしょう。
普通のお米と無洗米は何が違うのか
水に濡れないどころか、米とぎの必要すらないのが『無洗米』です。同じお米なのに、なぜ無洗米はそのまま炊くことができるのでしょうか。
米とぎをする普通のお米は、精米によりお米の胚芽とぬかを取り除いています。しかし、精米だけではぬかが取りきれず肌ぬかが残っているので、炊く前にとぎ洗いをしなくてはなりません。
一方の無洗米は、精米の後に行う無洗米加工により肌ぬかをすべて取り除いているので、とぎ洗いをしなくても炊飯できます。
無洗米は普通のお米に比べ品種が少なく、店頭で販売されていないこともありますが、米とぎから解放されたいという人は無洗米を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]