お風呂場の排水溝、いつも水がたまっている理由に「知らなかった!」
公開: 更新:
ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。
粉末コーンスープにお湯は使わない? 全農おすすめの方法に「絶対にやる」「盲点だった」全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)の広報部のXアカウント(@zennoh_food)は、コーンスープを本格的な味わいに仕上げる方法を紹介しています。
- 取材協力
- TOTO株式会社
お風呂場の排水溝を開けて、ゴミ受けを外すと水がたまっているのが見えますよね。「時間が経てば全部流れていくのかな?」と思いきや、いつも水がある状態。
排水管がつまって流れていないのかと心配になりますが、これって大丈夫なのでしょうか。
排水溝に水がたまっている理由とは
お風呂場の排水溝に水がたまっている理由を、水まわりの機器を取り扱うTOTO株式会社(以下、TOTO)に聞いたところ、このような回答がありました。
排水トラップ内に水をため、下水管からのにおいの原因や虫の侵入を防いでいます。
排水管のつまりではなく、意図的に水がためてあったのですね。これを『封水』といいます。
水がない状態だと、排水管から排水溝、お風呂場まで筒抜けになってしまい、嫌な臭いや害虫が入ってくる可能性があります。
そのため、封水筒と呼ばれる部分に水をためて『蓋』をしているような状態を作っているのです。
※写真はイメージ
排水溝は定期的に掃除しよう
封水筒のある排水溝には常に一定量の水がたまる仕組みです。
しかし、時間が経っても水かさが減らなかったり、あふれてしまったりするようであれば、汚れがたまって水の流れが悪くなっているかもしれません。
洗い場の排水口の流れが悪い場合は、排水口のお手入れをしましょう。
TOTOでは、排水口のお手入れとして、ヘアキャッチャー、封水筒、排水ピースの3つの掃除方法をおすすめしています
パーツの名称が分からない人は、TOTOのウェブサイトを確認してくださいね。
洗い場の排水口の流れが悪い
まずはヘアキャッチャー、いわゆるゴミ受けです。
スライドさせることで取り外せるので、取り外して中のゴミを捨て、歯ブラシなどでたまった汚れをきれいに掃除しましょう。
ヘアキャッチャーと比べて、なかなか掃除しないという人が多いのが封水筒。実は封水筒もつまみ部を持ち、回して取り外すことができます。
封水筒が固くて回らない時は、つまみ部に布をカバーをかけてから、排水口カバーなどを引っかけて回すと外しやすくなります。
封水筒を外したら、排水溝の浴槽側に付いている排水ピースを引き抜きましょう。
後は、封水筒と排水ピースにたまったゴミを取り除き、汚れをスポンジで落とせば掃除完了です。
元に戻す際は、排水ピースの向きなどを間違わないよう注意してください。
※写真はイメージ
上記はTOTO製品での掃除方法で、ほかのメーカーだと仕組みが異なるケースがあります。必ず取扱説明書を見て、部品を取り外すようにしてください。
排水管の詰まりで水が流れないこともあるため、排水溝を掃除しても状況が変わらないのなら、業者に見てもらうようにしましょう。
なぜいつも水がたまっているのか疑問に思っていた人は、謎が解けたのではないでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]