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決まった時間ゆでるだけという簡単な調理でおいしく食べられるゆで卵ですが、殻をきれいにつるんと剥くのが難しいのがネック。
ゆで卵をきれいに剥くコツはいろいろと紹介されていますが、そのなかでも特に簡単な方法をポッカサッポロの公式サイトから紹介します。
ゆで卵の殻がきれいに剥けない理由とは
自宅でゆで卵をつくると、白身にぴったりと殻が張り付いていてきれいに剥けないことはよくあります。
剥きやすい卵と剥きにくい卵の違いは一体なんなのでしょうか。実は、卵が新鮮であるほどゆで卵にした時殻が剥きにくくなることが分かっているそうです。
新鮮な卵は、白身に二酸化炭素を多く含んでいます。二酸化炭素を白身に含んだ卵をゆでて加熱すると白身が膨張し、そのぶん殻にぴったりと押しつけられ、殻に白身が張り付いて剥きにくいゆで卵となってしまうというわけです。
卵に含まれている二酸化炭素は卵の殻に開いている無数の小さな穴から徐々に放出されていくため、購入してからしばらく経った二酸化炭素の含有量が少ない卵でつくったゆで卵は比較的殻が剥きやすくなります。
しかし、卵の鮮度が落ちるのに合わせてゆで卵をつくるタイミングを決めるというのはあまり現実的ではありません。
それでは早速、ポッカサッポロが紹介する剥きやすいゆで卵のつくり方を紹介します。
ゆでる際にレモン果汁を加えると…
ポッカサッポロの紹介する殻の剥きやすいゆで卵をつくる方法はとても簡単なもの。
なんと、ゆでる水にレモン果汁を加えるだけなのだそうです。
レモン汁に含まれるクエン酸と卵の殻の主成分である炭酸カルシウムが反応し、殻が溶けたような状態になるのが殻を剥きやすくなる理由。
レモン汁を加えた水でゆでると卵の殻の表面がポロポロと崩れるような質感になり、普通にゆでた時よりも簡単に剥けるようになるのだそうです。
レモン汁はお菓子づくりや料理に欠かせない調味料の1つですが、大量に使う機会はあまりなく、余らせてしまっているという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポッカサッポロの公式サイトで紹介されている方法は、冷蔵庫で眠っているレモン汁の活用法としてもおすすめです。
[文・構成/grape編集部]