きちんと洗ったのになぜにおう? タオルのイヤなにおいはエステー直伝の方法で原因リセット
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※写真はイメージ

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部屋干しが臭わなくなる? 意外なアイテムに「納得」「真似する」部屋干しの困りごとといえば、『洗濯物が臭くなる』ことではないでしょうか。洗濯物の生乾き臭は早く乾かすと抑えられますが、洗濯前の『ある行動』を見直せば抑えられます。臭いを回避できるよう、ランドリーバスケットも取り入れてみましょう。
- 出典
- エステー
「洗ったのにタオルからイヤなにおいが…」ということはありませんか。あの独特のイヤなにおいは取れないと思いがちですが、エステーが公式サイトで発信している方法なら、手軽にしっかりリセットされます。
タオルが臭くなる原因は菌だった!
エステーによると、しっかり洗ったつもりでも発生するタオルのイヤなにおいの原因は、『モラクセラ菌』というものなのだそう。モラクセラ菌はどこにでも存在する菌で、酸素、温度、湿度、水分など複数の条件がそろうと、一気に増殖してしまうのだとか。
イヤなにおいを防止するには、しっかりと汚れやせっけんカスを落とすこと、なるべく早く乾かすことが重要になるようです。日頃から気を付けながら防ぎたいものですが、それでも発生してしまうこともあるでしょう。エステーは、そんな時の対処法も紹介しています。
イヤなにおいが付いたらこの方法で!
ニオイが気になった時の対処法は、主に3つ。1つずつ見ていきましょう。
1.60℃以上のお湯につける
モラクセラ菌は熱に弱く、60℃以上のお湯につければ約20分で死滅するそうです。沸かしたお湯を洗面器に入れ、タオルを浸けておきましょう。途中で差し湯をするとお湯の温度をキープしやすくなります。
なお、熱湯は生地を傷めることがあるためNGとのこと。作業中の火傷にも気を付けましょう。
2.コインランドリーの乾燥機を使う
コインランドリーの乾燥機は家庭用の乾燥機よりも温度が高く、約80~120℃になるそうです。熱に弱いモラクセラ菌をしっかり撃退してくれます。
防止の意味でも、定期的にコインランドリーを利用するのは効果的かもしれません。
3.酸素系漂白剤を使う
酸素系漂白剤も菌の撃退に有効です。エステーおすすめの方法は、40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を適量入れ、タオルを約20分浸けることなのだそう。浸け終わったらしっかりすすいで干しましょう。
なお、塩素系漂白剤は色落ちや繊維傷みの原因になる恐れがあるため、使用には注意が必要です。
菌が繁殖しないよう、普段からの洗濯方法や干し方を意識することも大切です。エステーは以下のことをおすすめしています。
・たっぷりの水で液体洗剤を使う
・日中に陰干しをする
・使ったタオルは生乾きにせずすぐに洗う
洗濯や干し方次第では、タオルは3年以上使うこともできるそうです。お気に入りのタオルを長く気持ちよく使うために、エステーがおすすめする方法をぜひ取り入れてみませんか。
[文・構成/grape編集部]