![洗濯ネットからはみ出した服](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/04/colly_6897thumb3.jpg)
※写真はイメージ
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
ペットボトルの空容器、水筒代わりにすると… 企業の呼びかけにゾッとする全国各地でじめじめとした暑さが続く、2024年7月現在。 暑い時期は、外に出る際にスポーツドリンクなどの冷たい飲み物を持ち歩きたくなるでしょう。 飲み物を持ち歩く際、一度中身を空けたペットボトルを、水筒代わりに使ったこと...
![洗濯機](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105222_main01-768x576.jpg)
洗濯機には使わないで メーカーの注意喚起に「勘違いしてた」日々の生活に欠かせない、洗濯機。 正しく使用し、しっかりと手入れをすれば、長く使える家電の1つでしょう。 家電メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立)のウェブサイトでは、洗濯機の故障につながる間違った使い方について、説...
- 出典
- acron_lion
デリケートな衣類を洗濯する際に、欠かせないのが洗濯ネットです。実は衣類によって、正しい入れ方にも違いがあることをご存じですか。
お気に入りの衣類を上手に洗濯するために役立つ知識を、洗剤メーカーとしても知られるライオンが運営する公式Instagramアカウント『アクロン公式』(acron_lion)より紹介します。
ネットに入れる衣類は「裏返す」のが基本
おしゃれ着用洗剤として有名な、ライオンのアクロン。ネットとセットで使えば、デリケートな衣類も優しくきれいにできるでしょう。ネットに洋服を入れる際には、『事前に裏返しておく』のが基本です。
衣類を裏返す理由は、衣類の表面の加工やデザイン、素材の特性を守るため。ネットに入れているとはいえ、洗濯中の生地同士の接触や摩耗をゼロにすることはできません。衣類を裏返しておけば、目に付きやすい部分へのダメージを予防できるでしょう。
アクロン公式では、以下のような特性を持ったおしゃれ着も、ネットに入れる前に裏返すよう推奨しています。
・毛足の長いアンゴラのセーター
・ビジューなどの装飾が付いているもの
・プリントがされているTシャツ
デザインのポイントとなる部分を守るためにも、ぜひ意識してみてください。
唯一裏返してはいけない衣類とは
生地の表面を守るための『裏返す』という行為ですが、唯一避けたほうがよいのは『コーデュロイ』です。独特の質感が魅力で、主に秋冬物の衣類で人気ですが、ネットに入れて洗濯する際、事前に裏返すのは避けてください。
アクロン公式によると、生地の裏側からの摩擦により、毛羽が抜けやすくなってしまうそうです。『衣類を裏返す』という表面の質感を守るための行動が、逆効果になる可能性が高いでしょう。
コーデュロイの衣類を自宅で洗濯する際には、裏返さずにそのままの状態でネットに入れてください。おしゃれ着用洗剤を使って洗濯表示通りに洗えば、生地のダメージも最小限にとどめられるでしょう。
また、柔軟剤を使うと、毛羽の状態をきれいに保ちやすくなるそうです。ぜひこちらも意識してみてください。
このような特別な配慮が必要なのは、基本的にコーデュロイのみとのこと。コーデュロイ以外のおしゃれ着については、『裏返してネットに入れる』を基本にすれば、失敗しません。ぜひ衣類ごとの扱い方を意識してみてくださいね。
デリケートな衣類も自宅で手軽に洗濯できれば、常に清潔な状態をキープしやすくなるでしょう。生地にダメージを与えないためには、正しい扱い方を知っておくことが重要です。
ネットに入れる前の裏返す・裏返さない問題をすっきり解決し、自宅洗濯マスターを目指してみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]