「水筒にお茶を入れたら変色した…」 企業の回答に「そうだったのか!」
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駅の売店で売られてたドリンク 時代とともに姿を消して…「めっちゃ懐かしい!」「見たことない…」新幹線やロマンスカーでは、座席で飲食が可能です。 現代では当たり前のようにペットボトルや缶飲料を持ち込んでいますが、それらが普及していなかった時代には、こんな飲み物が売られていました。

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- 出典
- サーモス






夏の室外に限らず、夏以外の時期や、室内にいる時でも、定期的な水分補給は必要です。
そんな時に役立つのが、手軽に飲み物を持ち運べる水筒。お好みの飲み物を入れて、バッグの中に入れている人は多いでしょう。
水筒に入れた『熱いお茶』が変色してしまう理由
技術の発展により、水筒の性能も年々進化を遂げています。真空状態にすることで長時間飲み物の温度を維持する『魔法瓶』は、季節を問わず大活躍しますよね。
しかし、魔法瓶仕様の水筒でお茶を持ち歩こうとしたところ、こんな展開に遭遇したことはないでしょうか。
「熱いお茶を水筒に入れたら、お茶の色が変わっていた!」
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前述したように、魔法瓶仕様の水筒は、冷たさだけでなく温かさも保つことができます。
温かい飲み物を口にしたい時は、熱するなどした温度の高い飲み物を用意し、水筒に入れておきますよね。
しかしお茶の場合、魔法瓶仕様の水筒に入れているうちに茶色っぽく変色することがあるのだとか。
水筒や弁当箱などを製造しているサーモス株式会社は、そういった利用者の問い合わせに対し、ウェブサイトでこのように解説しています。
含有量は種類によって異なりますが、各種お茶にはカテキン類(タンニン)という苦み成分が含まれています。
タンニンは、魔法瓶仕様の水筒によって高温状態が続くと酸化が進むため、お茶が茶色に変色してしまうのだそうです。
そのため、水筒に入れた時は緑色だった緑茶が、飲もうとしたら茶色に変色…ということが起こるわけですね。
飲食物が変色していると、口に含むのをためらってしまうことも。お茶が変色していたら一瞬ギョッとしてしまいますが、健康上の害はないので捨てる必要はありません。
身体に影響はないけれど、風味が変わる可能性も
しかし、酸化が進むことで風味に影響が生じることもあるようです。同社は、お茶をおいしく味わう方法として、ティーパックの利用を推奨しています。
ちょっぴり手間ではありますが、お湯を魔法瓶仕様の水筒で持ち運び、飲みたい時にティーパックを使えば、長時間熱にさらされることがないためお茶の酸化を防ぐことができるでしょう。
[文・構成/grape編集部]