鶏肉を水洗いしてまうと… 思わぬリスクに「もうしません」「知っておくべき情報」
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- 出典
- curama.jp
鶏肉の調理の際に気を付けたい食中毒。その一環として『鶏肉の水洗い』をしている人がいるかもしれません。
しかし、実はこの方法はむしろ危険なのだとか。安全に鶏肉を食べるには、正しい扱い方を覚えなくてはいけません。
鶏肉を水洗いしてはいけない理由と正しい鶏肉のお手入れ方法について、話題のInstagram投稿より紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
鶏肉は食中毒リスクが高い食材
鶏肉には食中毒を引き起こすカンピロバクターなどの菌が付着しています。カンピロバクター感染は激しい腹痛や下痢、発熱をもたらすリスクがあるため、注意が必要です。
暮らしをサポートするサービスを手がけ、ライフハックを多数投稿しているくらしのマーケット公式Instagram(curama.jp)から、鶏肉を水洗いする危険性についても学んでいきましょう。
くらしのマーケットによると、鶏肉の水洗いはむしろ食中毒の危険性をあげてしまうのだとか。なぜなら、菌を含んだ水が周囲に飛び散り、食材や食器などを汚染してしまうから。
鶏肉を入れていたトレーなども菌を広げてしまう可能性があるため、調理中に洗うのは厳禁です。
鶏肉のドリップは拭き取りでOK
鶏肉のドリップとは、肉から出てくる赤い液体のことです。旨味成分を含む水分なので取りすぎると風味が落ちてしまいますが、気になる場合はキッチンペーパーで拭きとってしまって構いません。
拭き取りに使用したキッチンペーパーは、食中毒を防ぐためにもすぐにゴミ箱へ捨てましょう。
カンピロバクターの菌は水気のある場所で活発化するので、トレーなどの洗浄後はしっかり乾かすことが大切です。
大前提として、生肉に触れた手やまな板、包丁はこまめに洗浄・消毒を行ってください。もちろん、加熱を徹底することも食中毒の防止に効果的です。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
鶏肉の冷凍保存と解凍時のポイント
鶏肉の冷凍保存ができる期間は、大体1か月程度です。冷凍している間は菌が眠っている状態ですが、解凍後は水気が多く活発化しやすくなるので注意してください。
冷凍保存した鶏肉を解凍する際は、外気があたたかい季節は避けましょう。高温多湿は菌が好む環境なので、常温での解凍は菌を繁殖させやすくなります。
おすすめの解凍方法は、鶏肉を使用する前日に冷蔵庫へ入れるやり方です。ゆっくり解凍できるため、旨味を含んだドリップの消失を最小限にとどめることができます。
くらしのマーケットの投稿は、暮らしに役立つ便利なアイディアばかりです。読むだけで家事スキルが上がる生活の知恵が得られるので、食品の扱い方以外の投稿にも目を通してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]