パスタをゆでる時に『塩』を入れる理由 「納得」「そういうことか」
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※写真はイメージ

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- 出典
- ニップン
「パスタをゆでる時は塩を入れる」ということを知っていても、理由を詳しく知っているでしょうか。
おいしいパスタ料理を作るために、塩を入れる理由を確認しておきましょう。
なぜパスタをゆでる時に塩を加えるのか
パスタをゆでる時、なんとなく塩を入れている人は多いかもしれません。「何のために入れるの?」「塩を入れないとどうなるの?」などと疑問に思ったことはないですか。
製粉会社の『ニップン』の公式サイトでは、パスタに塩を入れてゆでる理由を次のように解説しています。
上記の理由を詳しく説明します。
下味を付けるため
塩を入れてゆでる一番の目的が、下味を付けるためです。真水でゆでると味がぼやけてしまいますが、塩で下味を付けるとソースと馴染みやすくなり、全体的に味がまとまりやすくなるのです。
下味を付けるためならば、「ゆでた後に味付けしてはいけないのか?」と考える人もいるでしょう。
ゆでた後に塩を振ると、表面にしか下味を付けることができません。パスタの内部までしっかりと下味を付けるためには、塩を入れた熱湯でゆでることが大切なのです。
また、塩を加えるタイミングも重要です。パスタをゆで始める時よりも、お湯を沸かすタイミングで塩を加えてあらかじめ溶かしておくことをおすすめします。
肉料理を作る時にもあらかじめ下味を付けて馴染ませておくのと同じようなイメージです。
歯ごたえをよくするため
塩を加えることで、歯ごたえがよくなるともいわれています。
パスタの主成分である『デンプン』は加熱すると水分を吸収して糊化し、糊のようにベトベトになります。塩を加えることによって、デンプンが水分を吸収するのを阻止してくれるため、糊化が遅くなってコシが残り、歯ごたえがよくなるのです。
パスタをゆでる時に塩を入れる理由は、下味を付けるため、歯ごたえをよくするためということが分かりました。
これまで塩を入れる理由が分からず、入れる時もあれば入れない時もあるという人も、理由を知れば塩を入れずにはいられなくなるでしょう。
塩でパスタの内部までしっかりと下味を付けることで、ソースとの一体感も出てよりおいしく仕上がりますよ!
[文・構成/grape編集部]