木をつつく… この動物は何?【難読漢字クイズ】
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漢字の読み方を当てる、難読漢字クイズです。
『啄木鳥』の読み方は分かりますか。
そのまま『たくぼくちょう』とも読みますが、それ以外の読み方を考えてみましょう。
分からない人のためにここでヒント。『啄』という漢字は『ついばむ(啄む)』と読み、くちばしでつつく意味合いを示す漢字です。
木をつついて虫を探すあの鳥、何か分かりましたか。
下に進むと答えが出てきます。分かった人から答え合わせに進みましょう。
気になる答えは…
答えは『キツツキ』。『木を啄む(ついばむ)鳥』で、『キツツキ』です。
キツツキは、その名の通り木をつついて虫を探す習性があります。
キツツキのくちばしは非常に硬く、木の幹に穴を開けて、木の中に潜んでいる虫を長い舌で捕まえて食べるそうです。
明治時代の歌人・石川啄木の『啄木』というペンネームは、啄木鳥が由来。石川啄木が幼少時代育った岩手県で、キツツキが木をつつく音をよく聞いていたことから、『啄木(たくぼく)』というペンネームを付けたといわれています。
独特な習性を持つキツツキは、バードウォッチングでも人気の野鳥。日本には、コゲラやアオゲラなど、いろいろな種類のキツツキが生息しているそうです。
自然豊かな森林でしか見られないと思われがちですが、木がある公園や住宅地など意外にも身近にいます。木をつつく音が聞こえてきたら、キツツキが近くにいるかもしれませんね。
漢字そのものの意味を考えて読み方を導き出すことで、脳が活性化します。ほかの漢字問題にもチャレンジして脳を鍛えてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]