レンジで簡単!じゃがいもの加熱方法とお手軽レシピを紹介
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- 出典
- 味の素パーク
子供から大人まで人気の野菜、じゃがいも。アレンジ方法が豊富で、スーパーなどで手軽に購入できるのも助かる食材ですね。本記事ではじゃがいもを電子レンジで簡単に加熱して、いつものお料理に生かせる方法をご紹介します。
じゃがいもをレンジで加熱する方法
※写真はイメージ
レンジの加熱方法は、作る料理がじゃがいもを丸ごと加熱するのか、カットしてから加熱するのかで変わってきます。約120gの中サイズのじゃがいもを加熱する場合で見ていきましょう。
丸ごと加熱する場合
コロッケやポテトサラダ、マッシュポテトなどじゃがいもをつぶす料理は、じゃがいもを丸ごと電子レンジで加熱します。
カットすると、表面積が増えて水分が蒸発しやすくなるため、じゃがいものホクホクとした食感を楽しみたい場合には丸ごと加熱するのがおすすめです。
じゃがいもを丸ごと加熱する手順
1.じゃがいもをよく洗い、水気を切ります。
2.芽がある場合には、包丁の刃元を斜めに入れてくり抜きます。
3.じゃがいもの中央部分の皮に3mmほどの浅い切り込みを1周入れます。
4.濡らして水気を軽くしぼったキッチンペーパーでじゃがいもを包みます。
5.さらにラップでふんわりと包みます。
6.平らな耐熱皿にのせ、電子レンジ500Wで、3分~4分、600Wでは2分半~3分ほど加熱します。
7.加熱後、竹串かつまようじをラップの上から刺してみて、中まで火が通っているか確認します。硬い場合には、20秒ずつ追加して加熱しましょう。中心部にスッと入るまでが目安です。
8.ラップで包んだままおいて粗熱をとります。
9.粗熱がとれたら、キッチンペーパーをそのまま使い、切り込みを入れた部分から左右に開くように手で皮をむきます。
10.つぶす場合にはじゃがいもが温かいうちに調理してください。
カットして加熱する場合
肉じゃがやチンジャオロースのような煮物や炒め物にじゃがいもを使いたい場合には、調理する大きさにカットしてから電子レンジで加熱しましょう。本記事では、じゃがいもをひと口大にカットした場合の加熱方法を説明します。
ひと口大よりも小さくカットした場合には加熱時間を短めに、大きくカットした場合には長めにしてみてください。
じゃがいもをカットして加熱する手順
1.じゃがいもをよく洗い、水気を切ります。
2.芽がある場合には、包丁の刃元を斜めに入れてくり抜きます。
3.ひと口大にカットします。
4.5分程水に浸けておきます。
5.平らな耐熱皿に重ならないように並べ、水小さじ1杯をふりかけ、ふんわりとラップをします。
6.電子レンジ500Wで2分~4分、600Wでは1分半~3分ほど加熱します。
7.加熱後、竹串かつまようじを刺してみて、中まで火が通っているか確認します。硬い場合には、10秒ずつ追加して加熱。さらに火を通す調理をするので、硬さがしっかり残る程度にしておきましょう。
2個以上加熱する場合
2個以上のじゃがいもを電子レンジで加熱したい場合は、2個ずつ加熱するのをおすすめします。キッチンペーパーとラップで包む時は、1つずつ包んでください。2個加熱する場合には、500Wの電子レンジで6分、600Wで4分が目安です。
加熱のムラをなくすため、加熱時間が半分の2~3分経過したら一度取り出し、竹串で火の通りを確認しましょう。じゃがいもを裏返したらさらに2分~3分加熱してください。
じゃがいもをレンジで加熱するメリット
※写真はイメージ
じゃがいもをレンジで加熱するメリットを見ていきましょう。
加熱時間の短縮になる
約120gの中サイズのじゃがいもを、皮つきのまま丸ごと電子レンジで加熱する場合は500Wで3~4分、600Wでは2分半~3分ほどでしたね。鍋でゆでる場合は水からゆで始めるため、沸騰して20分~25分かかります。
家事や仕事、育児で忙しい時にはレンジで加熱した方が時短になるのが嬉しいポイントです。
栄養素が流出しにくくなる
鍋でじゃがいもをゆでると、じゃがいもに含まれる水溶性の栄養素は流失してしまいますが、電子レンジでは栄養素の流失を抑えられます。
じゃがいもをレンジでうまく加熱できない場合の注意点
※写真はイメージ
じゃがいもをレンジで加熱したいけれど、なかなかうまく加熱できない場合がありますね。うまくできない時は以下の点に注意してみてください。
加熱しすぎないようにする
電子レンジで加熱したじゃがいもがパサパサしていたり、黒く焦げてしまったりした時は、加熱時間を見直してください。じゃがいもは火の通りにくい野菜ですが、加熱しすぎると水分が蒸発しパサパサになったり焦げたりしてしまいます。
加熱時間を守り、追加する場合には10~20秒ずづの秒数で様子を見ながら行いましょう。
水分の蒸発に注意する
電子レンジで加熱したじゃがいもがパサパサしていたり焦げたりする原因は、加熱による水分の蒸発なので、加熱する前に水分が蒸発しないような対策が必要です。
じゃがいもを濡らしてからふんわりとラップで包んだり、小さじ1杯ほどの水を回しかけたりしてから加熱をしましょう。
水分の蒸発は食感が悪くなるだけでなく、発火や爆発の危険性もあるため、十分気を付けて行ってください。
カットする場合は均一の大きさにする
カットしたじゃがいもを電子レンジで加熱した時に、やわらかくなっている部分と硬い部分がある場合には、カットしたじゃがいもが均一の大きさであるか確認してください。
大きさに違いがあると加熱ムラの原因となります。小さくカットしすぎると焦げてしまうので注意しましょう。
じゃがいもを使ったおすすめレシピ
※写真はイメージ
『味の素』のウェブサイトで紹介されている、電子レンジで加熱したじゃがいものおすすめレシピを2品見てみましょう。
ポテトサラダ
スペイン風オムレツ
じゃがいもをレンジで加熱して毎日の料理を楽にしよう
じゃがいもをレンジで加熱すると、毎日の料理が楽にできますね。電子レンジで加熱する時の注意点である『加熱のしすぎと水分不足』に気を付けながら、いろいろなじゃがいも料理に挑戦してみてください。
[文・構成/grape編集部]