「壊れたのかと思ってた」 エアコンの『風向』が勝手に変わるのはなぜ?
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※写真はイメージ
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- 出典
- 三菱電機
室内の温度や湿度をコントロールするのに欠かせないエアコンは、今や生活必需品です。
さまざまなメーカーから、独自の機能を搭載したエアコンも多数発売されています。
エアコンは温度のほかに風向や風量なども設定できるので、部屋の大きさやその時の状況に合わせて設定している人もいるでしょう。
しかし、設定したはずなのに「勝手に風向が変わってしまう」と困った経験はありませんか。実は、風向が変わるのにはいくつか理由があるのです。
エアコンの風向きが勝手に変わる理由
『霧ヶ峰』シリーズのエアコンを発売する『三菱電機』の公式ウェブサイトでは、運転中に勝手に風向が変わってしまう問題について解説しています。
1.吹き出し口に付く『露』が落ちないようにするため
冷房や除湿運転中に風向が『水平』になった時には、次のような理由が考えられます。
冷房運転ではエアコンに暖かい空気を取り込み、冷たい空気に変えて放出するので、エアコン内部は『結露』が起こりやすい状態です。
除湿運転では室温が下がることで『飽和水蒸気量』が減り、結露が発生しやすくなります。
エアコンの風向板は、結露によって特に露が付きやすい場所です。
部屋が冷えてきた頃に起こる結露の露が落ちるのを防ぐために、自動的に風向が変わるようになっています。
2.『左右風向フラップ』が正しく装着されていない
『上下風向フラップ』が動かず、設定した風向にならない場合があります。
『フラップ』とは、風向きの調整に使うエアコンの吹き出し口に付いている羽のことです。『左右風向フラップ』が正しく装着されているか確かめてみましょう。
3.暖めすぎを防ぐため
暖房運転中に風向が変わった時には、次のような理由が考えられます。
暖房運転中に自動的に風向が変わるのは、設定温度を保つためです。
霜取り運転は熱交換器に付いた霜を融かし、暖房効率の低下を防ぐ機能で、自動的に行われます。
霜取り運転中はエアコンから冷たい風が出るので、風向きを変え、その風が当たらないように配慮されているのです。
エアコンの風向が勝手に変わると故障を疑うかもしれません。
エアコンは状況に合わせて、自動的に風向きを変えています。まずは、紹介した3つの状況に当てはまっていないか確認してみましょう。
[文・構成/grape編集部]