定番から変わり種まで!チーズフォンデュのおすすめの具材を紹介
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レストランやホームパーティーなどで人気の『チーズフォンデュ』は、自宅でも身近な食材で簡単に作れます。本記事では、チーズフォンデュの定番から変わり種の具材まで、さまざまな具材を紹介します。
自宅で簡単に作れるチーズソースの基本レシピや、気分を変えたい時におすすめなチーズソースのアレンジレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
チーズフォンデュとは?
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『チーズフォンデュ』は、スイスを中心にフランスやイタリアなどで親しまれている郷土料理。鍋にチーズと白ワインを加えてとろとろに溶かし、バゲットや野菜などを絡めて食べます。
チーズフォンデュに使われるチーズは『エメンタールチーズ』と『グリュイエールチーズ』が一般的ですが、チーズの種類は各家庭によってさまざまで、家庭により伝統的な味わいがあるそうです。
日本ではおもてなし料理のイメージがありますが、もともとは硬くなったパンをおいしく食べるために考えられた料理といわれています。チーズフォンデュは、家族や友人たちと一緒に楽しむ、気取らない家庭料理なのです。
チーズフォンデュの基本の作り方
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チーズフォンデュ用のチーズソースの作り方や、具材の下ごしらえの方法を紹介します。特別な材料は必要なく、自宅にあるもので簡単においしいチーズソースが作れますよ。
チーズフォンデュソースの作り方
『セブンプレミアム公式』で紹介されている、ピザ用チーズと白ワインで作る簡単ながら本格的なチーズフォンデュのレシピ。
とろりと濃厚なチーズが具材に絡まり、チーズ好きにはたまらないおいしさです。お好みの野菜やパン、ソーセージなどにたっぷりと絡めて食べましょう。
白ワインで作ったものに比べ、見た目はやや白っぽくなりますが、子供でも食べやすい味わいに仕上がりますよ。
具材の下ごしらえをしよう!
チーズフォンデュの具材は生で食べられる食材から加熱が必要な食材までさまざまです。チーズフォンデュソースに具材を入れても火は通らないため、下ごしらえをしておきましょう。
本章では、具材の種類別に切り方や下ごしらえのポイントを紹介します。あらかじめ下ごしらえをすると、おいしいチーズフォンデュに仕上がりますよ。
バゲット
バゲットは食べやすいようひと口大にカットしておきます。トースターで焼くとカリッとした食感と香ばしさを楽しめますよ。トーストせずにそのまま使うと、ふわふわの食感を楽しめますよ。
野菜類、きのこ類
野菜類は食べやすい大きさにカットし、下ゆでするか、電子レンジで加熱します。グリルやフライパンで焼くのも、香ばしさが加わり味わい深くなりますよ。生食できる野菜なら、生のまま食感を楽しむのもよいでしょう。
きのこ類はオリーブオイルとニンニクでソテーするのがおすすめ。ニンニクの風味とチーズは相性ぴったりで、きのこを一段とおいしく味わえます。
水分が残っているとチーズが分離しやすくなるため、しっかり水気を切っておくのがポイントです。
肉類、魚介類
鶏肉やソーセージなどの肉類はひと口大にカットし、ゆでる、蒸す、炒めるなどしてしっかり火を通しておきましょう。
エビは殻をむいて下ゆでし、貝類はきれいに洗ってゆでてください。魚介類もしっかり加熱して、完全に火を通すのがポイント。軽く塩、こしょうをふって焼くと、香りが付いて味が締まるため、おすすめです。
チーズフォンデュの具材を準備する時のポイント
チーズフォンデュの具材を準備する時に注意したいのは、生食ができない食材は必ず加熱をしておく点です。溶かしたチーズの中に具材を入れても火は通らないため、必ずそのまま食べられる状態にしてからテーブルに並べてくださいね。
刺身用の新鮮な生魚でも、フォンデュするとチーズの風味で生臭く感じてしまうため、避けたほうがよいでしょう。
チーズフォンデュの定番具材
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チーズフォンデュには欠かせない定番の具材を紹介します。どれもチーズと相性抜群なので、ぜひいろいろな具材を試してみてくださいね。
バゲット
外はカリッと、中はふんわり食感のバゲットは、チーズフォンデュには欠かせない定番の具材です。シンプルながら、チーズのおいしさを引き立ててくれます。食パンやスティックパンなど、さまざまなパンを食べ比べてみるのもおすすめですよ。
ジャガイモ
ホクホクとした食感とほんのり優しい甘さがチーズによく合い、軽く塩をふると甘さが引き立ちます。チーズフォンデュに使用するジャガイモは、メークインが崩れにくくておすすめです。
ブロッコリー
程よい歯ごたえがチーズフォンデュのよいアクセントになるブロッコリー。少し硬めにゆでて、食感を生かしましょう。加熱する時に、塩味を付けておくのがおいしくするポイントです。
やや小さめのひと口サイズにカットするとフォークに刺しやすくなり、食べやすいですよ。硬い茎の部分は甘みが強く、つぼみと違った味わいが楽しめます。厚めに皮をむき、サッとゆでて食べてみてください。
パプリカ
食卓に彩りを加えたい時は、パプリカがおすすめです。生のままはもちろん、サッとゆでたり、グリルで焼いたりしてもおいしくいただけます。甘くてシャキッとしたフレッシュな食感が、チーズのおいしさを引き立ててくれるでしょう。
大きくスティック状に切って、チーズをたっぷりすくって食べてくださいね。
ニンジン
色鮮やかで加熱すると甘みが増すニンジンもおすすめ具材の1つです。ニンジンも少し硬めにゆでて食感を残すと、飽きのこないおいしさに仕上げられますよ。
スティック状にしたり、飾り切りにしたりするなど自由にアレンジできて、食卓を華やかにしてくれる具材です。
ミニトマト
チーズとトマトは相性抜群の名コンビ。生のまま、丸ごとチーズに絡めて食べましょう。甘酸っぱくフレッシュな味わいが、濃厚なチーズをさっぱりとさせてくれますよ。
ミニトマトの皮が気になる場合は、湯むきをすると食感がよくなり、チーズがよく絡みます。
カボチャ
ホクホクとした食感と優しい甘さのカボチャは、チーズの塩気と非常によく合います。皮付きのまま素揚げにすると香ばしさが加わり、煮崩れ防止にもなりますよ。
エリンギ
エリンギは塩、こしょうで下味を付けバターやオリーブオイルで焼くと、香ばしさとうま味が増してジューシーな味わいに。食べた時の存在感もあり、チーズを絡めて食べると、うまみがグンと引き立ちますよ。
マッシュルーム
クセがなく食べやすいマッシュルームは、丸くてコロンとした形がかわいく、食卓に並べると見映えします。汚れをきれいに拭き取り、加熱したものを使いましょう。
オリーブオイルをまわしかけ、塩、こしょうでしっかりと味をつけてグリルやオーブンで焼くと香ばしい風味がプラスされておいしく仕上がりますよ。
ベーコン
ベーコンとチーズは相性ばっちりの組み合わせ。ベーコンは厚切りにして、フライパンでしっかり焼き目を付けると香ばしくなり、ジューシーさがアップするでしょう。マスタードや黒こしょうをかけるとよいアクセントになります。
ウインナー
パリッとした食感とジューシーな味わいのソーセージは、濃厚なチーズとよく合います。バジルやハーブが練り込まれたウインナーなど、バラエティ豊富な種類の中からお好みの味を選ぶ楽しさもありますね。
鶏肉
鶏肉はジューシーなもも肉、さっぱりとした胸肉、どちらもチーズに合うのでお好みで選んでくださいね。塩、こしょうで下味を付け焼くと香ばしく、ゆでるとあっさりとした軽い仕上がりになります。
市販のサラダチキンを使うと下ごしらえする必要がなく、手軽に使えて便利でしょう。
肉団子
ひと口サイズのミートボールや肉団子は、子供に人気の具材の1つ。ソースが絡んでいるとチーズに味が混ざってしまうため、ソースで味付けされていない肉団子を選びましょう。
冷凍食品やチルド食品、お弁当用の冷凍ミニハンバーグなどを上手に活用して、調理時間を短縮するのもおすすめです。
エビ
エビは彩りがよく、チーズとの相性も抜群でチーズフォンデュにおすすめの具材です。冷凍のエビを使うと、下ごしらえの手間がはぶけ手軽に作れます。適度な歯ごたえと濃厚な味わいが楽しめますよ。
ホタテ
磯の香りと甘みが人気のホタテは、バターで焼いてコクと香ばしさをプラスしましょう。刺身用のホタテの貝柱やべビーホタテは手に入りやすく、下処理不要で手軽に使えますよ。
うずらの卵
コロンと丸いフォルムがかわいらしいうずらの卵。チーズフォンデュによく合い、特に燻製されたうずらの卵にチーズを絡めると、まるでスモークチーズのような味わいを楽しめます。
ゆでられた状態のうずらの卵を使うと準備も簡単に。あらかじめフォークなどに刺しておくと食べやすいでしょう。黒こしょうを添えて食べてもおいしくいただけますよ。
チーズフォンデュの変わり種具材
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定番の具材だけでなく、変わり種の具材もプラスしてアレンジしてみましょう。どれも身近な食材ですが、ひと味違ったチーズフォンデュに仕上がります。特に、バナナやマシュマロなどのスイーツ系の具材は、子供も喜ぶでしょう。
おにぎり
サフランライスやケチャップライスなどを、お団子のように小さく丸めて、チーズと絡めます。中にチーズやウインナーを入れると、パーティーをさらに楽しく演出してくれますよ。焼きおにぎりも香ばしくておすすめです。
餅
ひと口サイズのサイコロ状にカットして、フライパンかトースターでこんがり焼きましょう。香ばしく、形も崩れにくくなります。少量の醤油をかけると味に深みが増しますよ。
たこ焼き
大人にも子供にも人気のたこ焼きは、チーズとの相性も抜群です。そのままディップしても、たこ焼きソースをかけてからチーズをプラスしてもおいしくいただけますよ。冷凍タイプなら必要なぶんを電子レンジで加熱するだけで、準備も簡単です。
アボカド
森のバターと呼ばれるほど濃厚でクリーミーな味わいが魅力のアボカドは、チーズとの相性もピッタリです。熟しすぎると扱いにくいため、少し硬めのアボカドを選ぶのがコツ。ワサビやきざみ海苔をのせれば、和風のおつまみにもなりますよ。
シューマイ
中華料理定番のシュウマイも、チーズフォンデュの具材におすすめです。豚肉、鶏肉、カニなど種類が豊富なので、お好みで選びましょう。冷凍タイプやチルドタイプを使うと準備も簡単ですよ。
焼き餃子
カリッとおいしい餃子とチーズの組み合わせもおすすめです。餃子をとろとろなチーズに絡めると、まるでラビオリのようなイタリアンの味わいに早変わりしますよ。
練り物
ちくわやはんぺんなどの練り物は、チーズとの相性がよい具材です。ひと口大に切り、軽くバターでソテーしておくと香りが立っていっそうおいしくなります。
バナナ
甘くねっとりとした食感のバナナとチーズの組み合わせは、デザート感覚で食べられる具材です。バナナの甘みに、チーズの塩味が意外とマッチしますよ。ハチミツなどで甘さを足してもおいしくいただけます。
マシュマロ
甘くふわふわした食感のマシュマロも、チーズと相性のよい具材の1つ。加熱しすぎると溶けてしまうので、チーズにくぐらせる程度にしましょう。
カステラ
スイーツ系具材でおすすめなのがカステラです。ひと口サイズのベビーカステラや鈴カステラなどに、熱々のチーズを絡めると、まるで焼きたてのチーズケーキのような味わいに大変身しますよ。
チーズフォンデュソースのアレンジレシピを紹介
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普通のチーズフォンデュに慣れてきたら、味付けを変えてみるのもよいでしょう。応用レシピとしてチーズソースのアレンジを紹介します。
明太チーズフォンデュ
『デルソーレ』のウェブサイトで紹介されているのは、基本のチーズソースに明太子を加えたアレンジしたレシピ。パンやジャガイモなど、淡白な味の具材におすすめのソースです。
和風チーズフォンデュ
『ミツカン』のウェブサイトで紹介されているのは、白だしで作るチーズフォンデュソースです。かつおだしが効いた、和風テイストのチーズフォンデュを味わえますよ。
カマンベールまるごとフォンデュ
カマンベールチーズを1個丸ごとぜいたくに使った、『雪印メグミルク』のレシピ。見た目は華やかながら作り方は簡単で、手軽にチーズフォンデュを楽しみたい時におすすめです。
アレンジ無限大のチーズフォンデュを手軽に楽しもう!
定番から変わり種まで、チーズフォンデュにおすすめの具材を紹介しました。チーズフォンデュの具材はパンや野菜、肉、魚介類だけでなく、餅やシューマイ、スイーツ系など、意外な食材を使ってもおいしく味わえます。
特別な食材や道具がなくても、自宅にある器や食材で簡単に作れるのが嬉しいですね。チーズフォンデュソースのレシピもぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]