その支援物資、本当に必要?被災者にとって『ありがた迷惑な物』とは
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こんな使い方があったのか… つっぱり棒の活用法に「天才的」「これは思い付かない」そんなつっぱり棒の意外な活用法を、Instagramで紹介した、ぽむ(pom___room)さん。 どれも日常生活をラクにするものばかりで、あなたも「こんな使い方があったのか…」と驚くことでしょう。
熊本地震で被災された方々へ支援物資を送る人が増加しているなか、『ありがた迷惑な支援物資』が話題になっています。
送った人は善意のつもりでも、相手にとっては迷惑になってしまう…。東日本大震災や阪神淡路大震災では、多くの使えない支援物資がゴミとして廃棄されていたことを知っていますか?
東日本大震災後、Twitterでは『#被災地いらなかった物リスト』というハッシュタグで多くの意見が飛び交っていました。それらを参考に、被災地で『ありがた迷惑』になってしまう支援物資をご紹介します。
「こんなものはちょっと…」ありがた迷惑な支援物資
『千羽鶴』
『寄せ書き』
『状態の悪すぎる古着』
『海外の食品』
その他
圧倒的に多かったのは「気持ちはありがたい、でも困る!」という千羽鶴や、寄せ書き。
置く場所や廃棄に困るだけではなく、「送った千羽鶴と一緒に写真を撮って送ってくれませんか?」「見えるところに飾ってください」という問い合わせも多かったのだとか。
気持ちを贈って被災地の方を元気づけたいのはわかりますが、相手の負担になっては元も子もないですよね…。
一方、こんなものは嬉しい!というものも…
「千羽鶴や色紙はちょっと…。でも、こんな方法ならすごく嬉しい!」と絶賛されているのがコチラ。
支援物資の入ったダンボールにメッセージを書くという方法!これなら被災者の方に気を遣わせることがないうえ、救援物資と一緒にメッセージを送ることができますね!
実際にメッセージの書かれたダンボールを受け取った方々からは、感謝のメッセージが続々とあがっています。
過去の経験を踏まえ、今では『受け取ることのできる支援物資一覧』をあらかじめ掲載している避難所も増えてきているそうです。支援物資を送る際は、調べることをオススメします。
「今から送るものは、自分だったらもらって嬉しいか」…それをしっかりと考えて、被災された方々の助けになる本当に必要なものを正しい方法で送りたいものですね。